戦後

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衝撃のロシアの隕石

隕石が落ちるのはよくあることらしい。小さなものなら燃え尽きるだけなのでニュースにならない。しかし、今回は違う。15日午前9時23分にロシアのウラル地方で隕石が落下した。直径17m、質量1万トンだという。しかも、隕石の落ちるのが映像で記録され...
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不昧公好みの比類稀な銘菓

あんこが嫌いだった。甘くて体に悪いかのように思っていた。そのくせカスタードクリームは食べていたのだから話にならない。それがどうだ。今じゃ、あんこが好きだ。つぶあんがいい。絶妙な甘さが分かるようになってきた。この歳になると、おそらくカスタード...
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松江を創った武将、育てている市民

総選挙前は「原発」の前に「脱」とか「卒」とか、原子力発電所に対するスタンスを表す漢字一文字を冠した主張がよく聞かれたものだ。「反」は昔からよく聞くし、「縮」とか「減」というのも分かりやすい。「続」という主張はあまり耳にしないが、経済界を中心...
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区の花はワタ

自治体が制定している「花」は美しいものばかりだ。大阪市はサクラとパンジーに加えて区ごとに花が制定されている。例えば、此花区はサクラとチューリップ、港区はヒマワリとサクラと明るいイメージづくりに役立っている。大阪市平野区瓜破に「区民わた畑」が...
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貨物線を走った幻の特急

踏切を車で通るとき列車が来ないかなと楽しみにしている。一旦停止をするのだが、次にアクセルを踏んだとたんにカンカン鳴り始める。もう渡るしかない。しばらくするとゴーゴーと列車の通過音がする。あーあ、と思うものの、人生そういうものだと諦めるしかな...
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昭和維新の思想家

維新の会が人気である。大阪維新の会というが、国政をも変革しようという構想を抱いている。大前研一という経済評論家が「平成維新」を主張していた。かつて右翼の街宣車は「昭和維新」の断行を叫んでいた。さらに遡ると、大隈重信首相が「大正維新」を唱えて...
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幽霊の正体見たり枯れ尾花

マヤ暦によれば2012年に人類が滅亡する。そんな話があったが私は信じない。1999年のノストラダムスの大予言は見事に外れたではないか。1970年代のオカルトブームの渦中に小学生だった私が心配していたことは何だったのか。偉大なカール・マルクス...
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リリパット国の大仏

「大仏殿と大仏さんはどっちが大きい?」「大仏さんは大仏殿の中にいてはるのやから、大仏殿が大きいに決まってるがな」「残念でした。大仏さんが立ってみいな、天井、突き破るで」「座りっぱなしやし、たまには立てりたいわなあ。そやかて、ずいぶん腰重いの...
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愉快なはずだよ忍者号

世の中に変わったものが多いことは知っていたが、これもけっこうイケている。忍者は「忍びの者」ではなかったか。それがどうだ。ぺちゃんとルーフに貼り付いて、ニンニンみたいなポーズを能天気な顔してやっている。消えよーってゆーのか。見えてるよ。ピンク...
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いちめんの曼珠沙華

曼珠沙華には何かがあると思わせる強い個性がある。これが熱帯の植物なら何も驚かないだろう。山間部の夏が終わり気温の変化が感じられる頃、緑の中に突然のように現れる紅い花。彼岸花と一般的には呼ばれるが、キツネ花というのも聞いたことがある。有毒とい...