安土桃山 天下の奇策「水攻め」 「外堀を埋められる」とは逃げようがなくなる意味だ。例えはよくないが、「もり、かけ、スパ」と疑惑の噴出で内閣の外堀が埋められている、などと使われる。今、朝日新聞の報道がきっかけで、財務省公文書改竄の疑惑が追及されている。それでも、落城しない場... 2018.03.07 安土桃山
安土桃山 織田の軍勢、幻の退却 「御朱印ガール」が本当にいるのかどうか知らないが、お寺に参拝して御朱印をいただくのは、ちょっとしたブームらしい。たぶん、スタンプラリーのような楽しみがあるのだろう。御朱印集めを楽しむ方には、まったく役に立たない情報を一つ。京都にある有名な東... 2018.03.01 安土桃山
安土桃山 鉄砲は雑賀衆に学べ 430年前に我が国が実施した刀狩を、今こそアメリカでも実施すべきである。バレンタインデーの14日、フロリダ州の高校で銃の乱射があり、生徒ら17人が死亡した。学校での惨劇を防ぐには、もはや銃規制しかありえない。天正十六年(1588)に秀吉が全... 2018.02.19 安土桃山
安土桃山 義の武将よっしー 敦賀市公認キャラクターは「ツヌガ君」、「よっしー」、「バショさん」の三人である。このうち「ツヌガ君」は「「敦賀」発祥の王子さま」でキャラ進化以前の姿を紹介した。「バショさん」は一昨年、氣比神宮境内地のほぼ全域が名勝「おくのほそ道の風景地」に... 2018.01.28 安土桃山
安土桃山 人にできること、できないこと 手塚治虫『火の鳥』ヤマト編で、殉死の禁止と埴輪の起源にまつわるエピソードが、切なく感動的に描かれていたことを覚えている。このエピソードの元ネタは『日本書紀』にある。垂仁天皇28年11月2日条 今より以後、殉(しぬるにしたが)はしむることを止... 2018.01.26 安土桃山
安土桃山 お金なら私が出します よく知られていることだが、秀吉の出世は、妻ねねのおかげである。大河ドラマでは、天下人だとエラそうにする秀吉も、ねねだけには頭が上がらないシーンが面白く描かれる。戦国の妻としては、お市の方や「利家とまつ」の芳春院も有名だ。今回は平成18年の「... 2017.11.02 安土桃山
安土桃山 戦国の姫君を守り抜く知恵 戦国の運命に翻弄された三姉妹の生涯は、今も人を惹きつけてやまない。長女茶々は羽柴秀吉、次女初は京極高次、三女江は徳川秀忠とそれぞれ結ばれ、大坂の陣では敵味方となる。特に茶々の生涯は、三度の落城という憂き目に遭う波瀾万丈伝であった。玉野市八浜... 2017.08.30 安土桃山
安土桃山 ポスト元親になれなかった次男坊 安倍後は安倍、なのか岸田なのか石破なのか、いや聖子ちゃんかもしれない。内閣改造を経て支持率が少々回復しているが、安倍さん自身への信頼度が低下しているので、超長期政権はもはや困難とみる向きもある。自民党の後継争いはすでに水面下で始まっているよ... 2017.08.05 安土桃山
安土桃山 祝・ユスト高山右近列福! 今年2月7日に高山右近を「福者」とする列福式が大阪城ホールで行われた。教皇代理として教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が来日し、右近の列福を宣言する教皇フランシスコの書簡を読み上げた。福者とは聖人に次ぐ崇敬の対象で、これまで日本で聖... 2017.06.18 安土桃山
安土桃山 荒木村重という一つの生き方 大河ドラマ『軍師官兵衛』では、田中哲司が荒木村重を、武将としての迫力を見せながら、心の内側にあるものも上手く演じていた。その村重は、伊丹市で「街づくりの先駆者」と評価されている。ここ摂津伊丹に有岡城を築き、城下町を整備したからだ。伊丹市伊丹... 2017.06.10 安土桃山