古墳

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ふられた皇子の逆恨み

暴君といえば、西洋ではネロ、中国では煬帝、そして本朝では武烈天皇である。『日本書紀』(巻十六、武烈紀)では「しきりに諸悪をなしたまひて、一善を修めたまはず。およそもろもろの酷刑、みずから見そなはさざることなく、国内のおほみたから、ことごとく...
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古墳で遊んで大発見

「僕の宝」は重文青銅鏡神戸の小6 4年前拾った破片本日の毎日新聞に掲載の記事の見出しだ。小学生1年生の時に鬼ごっこをしていた際に金属片を拾った。6年生の歴史の授業で青銅鏡を習った。ピンときたので金属片を学校へ、そして市教委へ、さらに奈良文化...
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待てど暮らせど来ぬ皇子を

額田王をめぐって中大兄と大海人の二人の皇子が争ったというのは、あの有名な「野守は見ずや君が袖振る」「人妻ゆゑにわれ恋ひめやも」の歌からの連想であり、史実としては確認できないそうだ。それでも、そういう筋書きの方が面白いことは確かだ。美女と二人...
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神様の飛行船

我が国の超古代史ファンの間でけっこう知られているのが、ニギハヤヒノミコトがUFOに乗って舞い降りてきたという話だ。古代宇宙人来訪説である。ンなアホなと一笑に付さずに、『先代旧事本紀』巻第五「天孫本紀」(経済雑誌社、国史大系巻7、明31)の一...
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謎の史書ゆかりの史跡

偽書といえば『東日流外三郡誌』を思い浮かべる。近代の偽作であることは明らかなのだが、その壮大なスケールと精緻なディテールには、そうだったのか、と思わせる魅力がある。村史の資料編として公刊されたから論争となったのであって、史書の体裁による創作...
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継体大王と明治大帝

4等身といえば、赤ちゃんかアニメのキャラクターである。しかしどうだ、この仙人のような老人は。何とも風格があり、威厳さえ感じられるではないか。いいぞ、4等身。親しみやすさと厳かさを兼ね備えたこの人物とは?福井市足羽上町の足羽山に「継体天皇石像...
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農は天下の大本なり

百姓を「おおみたから」と読ませるは我が国の美風である。人々の勤労によって国が成り立っている。国の礎を築く基幹産業とは、今も昔も農業、それも米づくりに他ならない。米づくりに勤しむ者らを宝と愛しみ、産業振興策を講じることこそ、国政を預かる者の責...
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仁徳天皇の直轄地

米国連邦政府の直轄地をコロンビア特別区というが、普通にはワシントンD.C.と呼ばれている。江戸幕府の直轄地は天領、鎌倉幕府の直轄地は関東御領という。では、大和朝廷の直轄地を何と呼ぶでしょう? なんだか日本史のテストをしているようで恐縮だ。答...
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此岸と彼岸との間

古代の日本と朝鮮半島の関係ほど分からないことが多いものはない。私が歴史を習った頃には、日本(倭)が半島南部に一定の支配地域を持っていたという見方をしていたものだ。ところが、それは一方的な見方で、実のところ半島南部諸国に官僚として仕えた、ある...
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皇位にあらず、弓矢を得んと欲す

皇位継承は日本の行く末を左右する大きな問題である。皇位を巡って骨肉の争いをした古代もあれば、後継者が少なくて困っている今日もある。どのように皇位継承がなされたのか歴史を紐解くことは今こそ必要なのだ。大阪府泉南郡岬町淡輪に「垂仁天皇皇子五十瓊...