古墳

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一寸先は闇の巨大石室

鳥取といえば砂丘だとか、梨、カニと、あの東西に長い鳥取県を思い出す。だが「鳥取」は鳥取県だけが独占する地名ではない。この名称は古代の品部で鳥を捕らえる仕事をしていた「鳥取部(ととりべ)」に由来し、各地に遺称地が存在するのだ。備前国赤坂郡鳥取...
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前方後円墳の戦国リユース

石塔が立ち並ぶ墓地は、ご先祖様に感謝こそすれロマンに浸るような場所ではなく、ましてや知らない人のお墓には関心を抱かない。ところが、同じお墓でも古墳となるとイメージががらりと変わる。被葬者は知らない人の場合が多いのだが、「どのような人なのだろ...
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うつろ玉20、埋葬者20体以上

うつろな瞳には心くすぐられるが、うつろな目は気の毒で仕方ない。何かやらかしてしまって呆然としている。それが明日の我が身かと思うとぞっとする。「うつろ」とは何だろうか。どこか不安定な、あてなくうろうろしているような、そんな状態に思える。虚空を...
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久米の史跡指定古墳4選

武田鉄矢さんがマルちゃん赤いきつねの新CM発表会で「たたみ一畳くらいのね前方後円墳なんですが、それを故郷の丘に築くというのが自分の目指すゴールでございます」と語った。10月1日配信の時事通信芸能動画ニュースである。なんだか素敵だ。千数百年の...
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貴重な石棺に葬られた五人の首長

古墳には墳形、大きさ、石室、副葬品など、さまざまな魅力があるが、石棺もその一つだろう。遺骸を納める棺桶にふさわしい形に加工が必要なので、比較的柔らかい石材が求められた。幸いなことに火山国日本には凝灰岩が各地で産出する。吉備地方では播磨の竜山...
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古墳時代の住居と明治時代の遊具

家を改築する際に、屋根を瓦葺からガルバリウム鋼板に替えた。屋根を軽くして耐震性を高めるためであったが、それ以上にお洒落な外観が気に入った。ただ今夏の猛暑でガルバの表面温度はとんでもない数値になっているはずだ。瓦葺では瓦を載せる土が断熱材の役...
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全国屈指の知られざる古墳

百舌鳥・古市古墳群は仁徳天皇陵などの前方後円墳が有名だが、49基の構成資産のうち7基は円墳である。特に大きいのは大安寺山古墳と青山古墳で、ともに直径62m。大きいから世界遺産になったわけではない。もっと大きな円墳はたくさんある。このブログで...
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すもうとり山とギリギリ山

大相撲夏場所が中止となった。3月の春場所は無観客試合で乗り切ったが、ついに無力士となった。これでは試合にならないので、残る方法は一人相撲しかないのではないか。一人相撲なら私もよくやっているが、「一人角力」という神事が愛媛県の大山祇神社で行わ...
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古い墳形に新しい石室の古墳

高梁川は岡山県の三大河川で備中地方の大部分を流域としているが、意外に知られていないのは、備後地方にも広い流域を有することだ。今は庄原市の一部となった備後東城は、高梁川水系成羽川の流れが美しく瀬音ゆかしい城下町である。高瀬舟で瀬戸内海へ出るこ...
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人間力で大王になった継体天皇

皇位継承問題は喫緊の課題だが、政府は今年4月19日の立皇嗣の礼終了後に検討を始めると、のんきなことを言っている。女性宮家、女性天皇、女系天皇など議論することは山積しているが、女性皇族方は次々と結婚を考える時期になっている。「ご自分の人生なの...