古墳 里山にある横穴式石室 古墳時代の人々は何をして暮らしていたのだろうか。あれだけたくさんであれほど大きな古墳を造ろうと思えば、相当な労力が必要だ。古墳づくりに勤しむ毎日だったのでは、と思えるくらいだ。古代エジプトではピラミッド建設の報酬としてビールが与えられていた... 2022.12.25 古墳
古墳 左龍と右虎は不祥をしりぞく 古代エジプト人の墓には「この墓に入るすべての男と女は、ワニ、ヘビ、カバ、サソリに殺されるだろう。」と記されているそうだ。それだけ墓泥棒が多かった証拠だという。世に盗人の種は尽きまじ、古今東西悪い奴らはいるもので、我が国の古墳もよく盗掘されて... 2022.12.08 古墳
古墳 長い石室と長い木棺の前期古墳 その道に詳しい人なら、おそらく棺桶をテーマに歴史を書くことができるだろう。まだ入りたくないが、現代ふつうに使われている木材の棺桶は、古代から連綿と受け継がれてきた人間最後の安住の地である。現代の棺桶に使われているのは、桐、樅、檜、杉、檜葉な... 2022.10.24 古墳
古墳 竈のある暮らし拝見 ブログ開設以来の総アクセス数が78万を突破しました。これまでのご愛顧に感謝申し上げるとともに、今後いっそうの精進を誓います。何卒よろしくお願い申し上げます。いつもの台所にも時々革命が起きる。近年最大の変化はIH調理器の普及だろう。何しろ火を... 2022.06.28 古墳
古墳 古墳に見る山陰と九州のつながり 現代人は新幹線での移動がイメージにあるから、山陰は遠い場所に思える。JRにはいくつかの陰陽連絡路線があるが、その一つ三江線は平成30年に廃止された。唯一気を吐いている伯備線の特急やくもでも、岡山米子間は2時間かかる。新幹線も高速道路もなかっ... 2022.04.28 古墳
古墳 物流を担った豪族の墳墓 Society5.0がやってくる。1.0の狩猟社会、2.0の農耕社会、3.0の工業社会、4.0の情報社会に続く未来社会で、そこでは経済発展と社会的課題の解決が両立するのだという。マルクスの共産主義社会やキリスト教の千年王国の如きユートピアに... 2022.03.08 古墳
古墳 温羅がつぶやく「アオハカかよ。」 「青陵」という名称の学校はけっこうある。青春だとか丘陵だとか、どことなく爽やかなイメージと語感があるからだろう。ところが、申し訳ない。本日は同じ「青陵」なのだが、お墓の話をすることとしよう。岡山市北区谷万成二丁目の青陵神社に「青陵古墳」があ... 2022.01.23 古墳
古墳 吉備の地方長官が眠る終末期古墳 あらゆる技術は終末期にもっとも発達し、パラダイムシフトによって急速に淘汰される。例えばテレビ録画に便利だったGコードは、地上波アナログ放送とともに消え去ってしまった。以前の記事「城を守る大規模な畝状竪堀群」で見たように山城も終末期に最も発達... 2021.12.12 古墳
古墳 日本の中心で古墳をつくる 昨年9月のNHK「ミステリアス古墳スペシャル」で、「天空のピラミッド」と紹介されたのが千曲市の森将軍塚古墳だ。長野盆地が一望できる好立地で、前方後円墳が美しく復元されている。やや形がいびつなのは山の中腹の尾根に造成されたからだという。本日訪... 2021.10.02 古墳
古墳 前方後方墳のまち勝央町 どちらかといえばマイナーなほうを好む傾向があるので、前方後方墳が好きだ。ある調査報告書によれば、美作地方に前方後方墳が8基あるという。(岡山県埋蔵文化財発掘調査報告30「久米三成4号墳」昭和54年)すべて列挙してみよう。久米三成4号墳、楢原... 2021.08.12 古墳