gyokuzan

江戸前期

開きかけた宝篋印塔

専門家は発掘された土器や苔むした石造物の年代を言い当てる。同じようにしか見えないんですけど、と思って聞けば、デザインが違うのだと言う。「自動車も家電もファッションも、その時代らしさがありますよね。スマホだって古い機種だな、と見分けがつくでし...
弥生以前

曲げられた地層と崇高な理念

復興五輪やらコンパクト五輪の理念で始まった東京オリパラは、「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証として開催する」という。打ち勝ったとはつまり、ワクチンが効けばということだろう。何もかも経費は膨らみ続けている。そんな瀬戸際の状況下で、大御大...
平安

まつとし聞かば今帰りこむ(因幡編)

すず派?アリス派?どっちも派!と書いたのが2017年12月のこと。美人姉妹松風・村雨と在原行平との出逢いを紹介した「まつとし聞かば今帰りこむ」の冒頭である。2020年5月のgooランキングによれば「芸能界一美しい姉妹」第1位は、やはり広瀬ア...
古墳

石舟に眠る二位の尼

「尼ぜ、我をばいづちへ具してゆかんとするぞ。」「君は未知(いまだしろ)し召れさぶらはずや。先世の十善戒行の御力に依て、今万乗の主と生(うまれ)させ給へども、悪縁に引かれて、御運既に尽させ給ひぬ。先づ東に向はせ給ひて、伊勢大神宮に御暇申させ給...
源平

安徳天皇御陵墓(因幡荒舟編)

安徳天皇の御陵墓については、これまで「因幡姫路編」「因幡岡益編」「伯耆中津編」の三本をお届けしている。すべて鳥取県内というのも不思議だが、本日は四か所めの紹介である。大人の都合で命を落とすことになった子どもは数えきれないくらいいるが、安徳天...
江戸前期

箸立伝説と挿し木の近しい関係

コンビニでお弁当を買ったはいいが、箸が入っていなかった。仕方がないから、小枝を箸の長さに折り、表皮を剥がした後によく拭いて使ったことがある。無事にお弁当がいただけたことに感謝し、箸にした枝を地面にさしておいた。数年後に同じ地を訪れると、その...
古墳

先進的だった古墳は今

一日の平均アクセス数が140を突破しました。これもひとえに、みなさまのご支援の賜物です。今後とも有益な情報提供に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。ホテルで盛大に宴会があった頃のことである。帰り道、酔っぱらった勢いで古本屋に入...
戦前戦中

弔・真珠湾攻撃80年

コロナ禍という未曽有の危局にあって、神仏への信仰心がますます篤くなり、家内安全、商売繁盛、心願成就と並んで「病魔退散」を求める祈りが高まっている。予言獣アマビエがお札やお守りに描かれ、手にする人々の心の安寧に一役買っている。もはや妖怪ではな...
古墳

一寸先は闇の巨大石室

鳥取といえば砂丘だとか、梨、カニと、あの東西に長い鳥取県を思い出す。だが「鳥取」は鳥取県だけが独占する地名ではない。この名称は古代の品部で鳥を捕らえる仕事をしていた「鳥取部(ととりべ)」に由来し、各地に遺称地が存在するのだ。備前国赤坂郡鳥取...
弥生以前

滝の流れは絶えずして

滝は日本各地にあるが、集中して存在する場所を「四十八滝」という。比較的有名なのは赤目四十八滝、那智四十八滝だろうか。四十八滝に48の滝があるわけでなく、名のついた滝の数は少ないことが多い。本日は中国地方を代表する四十八滝、「雨滝四十八滝」を...