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平安

父と出掛けた思い出の美作

箸の材質は何がよいだろうか。黒檀とか紫檀、鉄木など東南アジア産の木材は硬くてちょっとした重みを感じる。国産であればヒノキ、ヤマザクラが上品さを醸し出す。珍しい素材ではビャクシンもある。このビャクシンの箸は使った後に地面に突き立てておくと木と...
安土桃山

城を守る大規模な畝状竪堀群

山城は天下統一の直前にもっとも進化を遂げた。大規模な堀切、横堀、そして畝状竪堀。もちろん眺望は欠かせない。主要な街道に睨みを利かせるのである。こうした山城は戦国大名が雌雄を決した場所に多く残っている。本日は毛利と宇喜多の決戦地、久世盆地から...
神話

蛇婿入り伝説とその原型

異類婚姻譚というジャンルがある。一番知られているのは「鶴の恩返し」だろう。見てはいけないものを見てしまった悲劇は木下順二『夕鶴』によって芸術にまで高められた。ヒロインつうは鶴の化身だったが、一方でイケてる男性が蛇の化身だったという「蛇婿入り...
戦国

異国に没した国人領主

1日の平均アクセス数が150に達しました。これもみなさまのおかげと感謝し、今後いっそう精進してまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。何年か前に同僚の江原さんが「うちの先祖の城が美咲にある」と言っていた。ずっと前に同僚だった旧姓...
戦国

比婆山からから東城へ帰るみちで

城跡と桜のコラボレーションは弘前城などいくつも名所があるが、すべて近世城郭である。春に天守や石垣が華やかに彩られているのを見れば、酒の一杯でも所望しようかという気になる。本日は近世ではなく戦国の山城に立つ一本の桜を紹介しよう。花の時季にはひ...
神話

神宿るを以て貴しと為す

70年代オカルトブームの主役の一人は、確実に「ヒバゴン」だろう。UMAという専門用語のない時代に怪獣呼ばわりされた未確認動物である。ずいぶん昔に『ヒナゴン』という映画を見て、旧西城町を訪れたことがある。そのレポートが「可愛らしい!?ヒバゴン...
源平

謎の金属商人の生地と没地

総記事数が1800本に達しました。ここまで支えていただいたみなさまに感謝するとともに、これからもお役に立てるよう精進してまいります。どうかよろしくお願いいたします。田中貴金属、三菱マテリアル、日本マテリアル、徳力本店、第一商品…。これで分か...
弥生以前

柱が重畳したような玄武岩

アポロが持ち帰った月の石といえば大阪万博で大人気の展示物で、見た目は地球の石と変わらないのに4時間待ちだったという。アメリカは人が月まで行って採集したが、中国は無人探査機「嫦娥(じょうが)5号」で採って来た。その石は「玄武岩」だったと中国科...
戦国

美作や国人領主が夢の跡

城は山城→平山城・平城と変遷した。山城は戦時に立て籠もる砦だが、平山城や平城は領国支配の拠点であり周囲に城下町が整備された。平山城の代表例は姫路城、彦根城、松江城、犬山城などで、いずれも天下の名城として国宝に指定されている。本日紹介するのも...
弥生以前

二千万年前に津山は海だった

その昔、津山海という海があったそうだ。那岐山や泉山を望む内陸部の津山盆地。日本海からも瀬戸内海からも遠く離れている。ここが海だったとは。実は動かぬ証拠が残っている。早速、現地に行ってみよう。津山市市場に「塩手池の礫岩と化石」がある。市の天然...