gyokuzan

平安

来るなかれという幻の関

東北へ帰るという同僚がいたので乗せてもらい、常磐道で勿来まで来た。福島県に入ったのはこの日が初めてだった。その日のうちに歩いて茨城県に戻ったので、結局半日ほどの滞在だった。あれから何年もの月日が過ぎた今では、宝石のように貴重な想い出だ。いわ...
明治

関東大震災のトモダチ作戦

このたびの震災では米軍がずいぶんと助けてくれた。「トモダチ作戦」とはいい命名だ、さすが、アメリカは日本のことを友達と思ってくれているんだな。そう思っていたら、作戦名は日本政府が名付けたものと知って、少なからず落胆した。しかし、歴史は紐解いて...
源平

東京は名馬の産地だった

ハイセイコー、シンボリルドルフ、オグリキャップ…名馬といえば思い出す競走馬だ。いや競馬はどうでもいい。歴史ドラマに馬は欠かせないが、名のある馬となるとなかなか出てこない。今日紹介するのは、あの有名な先陣争い(やはり競争だった)で活躍した名馬...
鎌倉

日蓮大聖人の御入滅

宗教改革というのは何がしか原理主義的な色彩を帯びるものだ。コーランへ帰れ。聖書へ帰れ。法華経へ帰れ。そして、既存の宗教を擁護する権力と戦うことを辞さない。その姿勢は過激だと評されるだろう。しかし、その英雄的な行動が世の人々を惹きつけ歴史を創...
明治

県庁所在地としての誇り

県庁所在地は小学生でも知っている。語呂合わせでの覚え方もあるようだ。他の都市がどんなに町おこしをしようとも、知る知らないのレベルでは県庁所在地にはかなわない。首都の移転ではたくさんの自薦があったくらいだから、県庁があったならと思っている都市...
幕末

近藤勇捕縛の地

この日の昼食はうな重だった。歴史ゆかりの町で美味なるものを食す。知的好奇心と食欲とを同時に満足させ、さらに酒が入れば時空の壁が取り払われた心地となって歴史を生きていることを実感する。時は2004年、さらぬだに人気の新撰組は大河ドラマの影響で...
江戸後期

刑を軽くする義賊

史跡を巡っていると「謡蹟」に出会うことがよくある。謡曲の舞台となった場所に遺された史蹟を楽しむには、当然ながら謡曲の知識が必要だ。しかし、あいにく能は見たこともないしストーリーも知らない。ブログの記事にしようとして初めて調べて面白さに気付く...
奈良

多摩川にさらす手作り

大きな川は人の心を動かす。天気のよい日は陽射しが川面に反射し穏やかな風景を作り出す。荒天の日は濁流が渾身の力で押し寄せ人を近付けない。川の状態はそのまま人の心模様だ。調布市調布ヶ丘一丁目に「布田天神社」がある。調布の調布ヶ丘の布田天神社に布...
江戸前期

八人の侍

館山の秋は「南総里見まつり」で最高潮に達する。今年は10月1日(土)に行われる予定で第30回を迎えるそうだ。八犬伝をモチーフとして一般公募の伏姫や八犬士などの武者行列が行われるとともに、各地区の御船や山車などが勢ぞろいする。館山市館山に「八...
戦前戦中

地下壕にも平和を!

洞窟が好きだ。ケイビングをするほどではない。この先どうなっているのだろうというミステリー感と、夏の外気との温度差を味わえたらそれでよい。しかし、今日紹介する地下壕からは私の呑気さとは裏腹の追詰められた日本の姿がが見えてきた。館山市宮城に「館...