gyokuzan

明治

破壊を免れた日本第2位

五重塔を眺めるとほっとする。何故かは分からない。日本の原風景のように思っているのだろうか。田園の向こうに塔が見えると、いつまでもこの風景が残るようにと祈りに似た気持ちになるものだ。しかし今日の写真は、あまりにも近づきすぎたため無理なアングル...
室町

鹿殺害処断の記憶

堤防や橋梁など大規模工事において人柱が立てられたとの伝説を見かけることがある。もちろん古い話で虚実を確かめようもないのだが、荒唐無稽に思えないところに伝説が今に語られる理由がある。難航を極め出来そうに思えなかった工事が完成した。それが人柱の...
戦後

リリパット国の大仏

「大仏殿と大仏さんはどっちが大きい?」「大仏さんは大仏殿の中にいてはるのやから、大仏殿が大きいに決まってるがな」「残念でした。大仏さんが立ってみいな、天井、突き破るで」「座りっぱなしやし、たまには立てりたいわなあ。そやかて、ずいぶん腰重いの...
戦後

愉快なはずだよ忍者号

世の中に変わったものが多いことは知っていたが、これもけっこうイケている。忍者は「忍びの者」ではなかったか。それがどうだ。ぺちゃんとルーフに貼り付いて、ニンニンみたいなポーズを能天気な顔してやっている。消えよーってゆーのか。見えてるよ。ピンク...
南北朝

南朝が始まった場所

正義の戦いとは何だろうか。悪政を行う幕府を倒し正しい政治体制を回復する。確かに正義の実現かもしれない。革命とはいつもそういう理由で行われてきた。しかし「正義」という語は、戦いの当事者が都合の良いように解釈して使用する場合が多いのも事実だ。権...
飛鳥

巨石巡りの冒険コース

TDRもUSJもいいだろう。しかし、自然の妙味には敵うまい。それは子ども向けに言えば、ドキドキわくわくのアドベンチャーコースだ。本当は修験者の修行場なのだが、それこそ本当に修行をしていたのだろうか。案外、修験者たちも、この先どんな冒険ができ...
平安

龍神が授けてくださった犀の角

あけましておめでとうございます。今年の干支は辰なので龍にちなむ動物として、タツノオトシゴ、あるいはコモドドラゴンやウォータードラゴンなどのトカゲにスポットが当たっているようだ。龍は想像上のものだから、似た動物で代替するしかないが、伝説の宝庫...
奈良

空海のレーザー彫刻

ショックだったのはバーミヤンの磨崖仏が破壊されたと知った時だ。歴史上確かに繰り返されてきた文化財の破壊の一つではある。しかし文化財保護が世界レベルで行われるようになった現代において、あのようなことが発生するとは思ってもみなかった。何年経って...
奈良

お水取りの始まった場所

年中行事を伝えるのはニュースの大切な役目で、毎年同じ内容のニュースなのだが、「ああ、今年もそんな時期か」と季節の移り変わりを知らせるカレンダーである。特に東大寺二月堂の「お水取り」が印象に残っている。テレビでしか見たことはないが、あの迫力は...
南北朝

元弘の変に散った河内の勇者

笠置寺に行ったのは昨夏のことだ。前日に見た宇治の十三重石塔の大きさとは比ぶべくもないが、笠置寺のそれも結構大きく高さは4.7mある。周りの石が巨大すぎて大きく見えないのであった。京都府相楽郡笠置町大字笠置字笠置山の笠置寺に「笠置寺十三重塔」...