gyokuzan

奈良

武装勢力を撃退した松林

この冬、日本海から襲来したのは最強寒波であった。福井の国道8号では大雪で車が60時間以上も立ち往生した。北海道稚内ではマイワシが大量に、南紀白浜ではフグやハリセンボンが浜辺に打ち上げられた。いずれも凍死である。寒波の襲来も困りものだが、日本...
幕末

天狗党、長い旅路の終着点

ブログ開設以来の総アクセス数が29万を超えました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。明治維新150年とはいえ、お祝い一色ではないのは歴史に対する見方が成熟した証拠だろう。尊王の志士による英雄的な行為を称賛するのではなく...
大正

ラッキョウ汽車の走った鉄道

今春また一つ、鉄道路線がその役目を終える。JR西日本の三江線である。幾度も災害から復旧し、何度も利用促進のキャンペーンが行われたが、存続はかなわなかった。今も大雪のため三次・浜原間で運行が休止されているという。『地方消滅』という本が指摘した...
江戸前期

我が国最高の月景色

総記事数が1200本となりました。お読みいただきまして、誠にありがとうございます。美しい風景を「八景」と呼んで愛でることは、江戸時代にさかんになった。駅名にまでなっている「金沢八景」は歌川広重が浮世絵に残しているし、千葉の「臼井八景」は本ブ...
明治

ヒト、モノ、カネが動く街

今や物流にドローンが参入するかという時代になってきた。しかし、落っこちないかとか行方不明にならないかなど、まだまだ課題は大きいようだ。現在、自動車と船が主体の国内物流は、ドライバー不足やら燃料費高騰やらで苦労は絶えないが、不動の二強であるこ...
平安

渤海(ぼっかい)からのお客さま

いよいよ明日は平昌五輪の開会式だ。出席するVIPとして大注目なのが、キム委員長の実妹、キム・ヨジョン(金与正)さんである。美女応援団もそうだが、北朝鮮の融和姿勢を素直に受け入れていいのか迷うところだ。同じ民族でさえ難しい外国使節の受入れであ...
室町

織田信長の難関突破

「難関突破守」というありがたいお守りを受験生に授与しているのは、金崎宮(かねがさきぐう)という神社である。両端を紐で結んだ珍しい形で「小豆袋守」ともいう。戦国時代のエピソードにちなんでいるというので、現地を取材してきた。敦賀市金ヶ崎町に「金...
南北朝

いかやうにしたるがよきものぞ

来年春、皇太子殿下が譲位によって第126代天皇となられる。皇位が安定的に継承していくことは、誠に喜ばしいかぎりだ。だが歴史をたどれば、泥沼のような皇位継承もある。本日は、第97代天皇に数えられるはずであった悲劇の皇太子と、その異母兄で武士の...
明治

国内最古級の鉄道建築物

煉瓦にノスタルジーを感じるのは赤いからだろう。原料の鉄分が酸化焼成で赤く錆びるからだそうだ。その赤はビビッドではなく、落ち着いた色味であり、少々不揃いであることも多い。そんな人間らしさを感じさせるところに惹かれるのだと思う。敦賀市金ヶ崎町に...
江戸前期

芭蕉が詠んだ沈鐘伝説

日本三大沈鐘伝説地という言い方をするのかどうか知らないが、鐘が沈んでいるという伝説で有名なのは、「筑前の鐘の岬・越前の鐘が崎・隅田川の鐘が淵」(志田義秀『日本の伝説と童話』大東出版社)である。今の地名ではそれぞれ、宗像市鐘崎、敦賀市金ヶ崎町...