明治

負われて見たのは「赤とんぼ」

聞くところによると昨秋、播州龍野に「赤とんぼからし」という新しいお土産が誕生したそうだ。国産唐辛子にもち米を混ぜて、赤とんぼの形に固めたもので、うどんの上にのせて食べる。白地に赤くトンボが飛び交い、インスタ映えしそうな絵面だ。龍野といえば「...
飛鳥

中臣鎌足のお墓をめぐって

ブログ開設以来の総アクセス数が51万を突破しました。これもひとえにみなさまのおかげと心より感謝申し上げます。今後とも史跡巡りの一助となる有益な情報を提供してまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。中臣鎌足といえば中大兄皇子の親友で、...
明治

芸妓と力士に囲まれた相撲の神様

手塚漫画の名作『火の鳥』ヤマト編で、生き埋めにされたカジカとオグナの泣けるほど切ない会話のあと、殉死を廃止して古墳に埴輪を置くようになったことが紹介されている。人の代わりに土人形を埋めようと提案したのは漫画ではオグナだったが、『日本書紀』の...
古墳

人間力で大王になった継体天皇

皇位継承問題は喫緊の課題だが、政府は今年4月19日の立皇嗣の礼終了後に検討を始めると、のんきなことを言っている。女性宮家、女性天皇、女系天皇など議論することは山積しているが、女性皇族方は次々と結婚を考える時期になっている。「ご自分の人生なの...
古墳

桜でも古墳でも権力を誇示

規模とか大きさというのは、権力の象徴になりやすい。人を圧倒するからだ。大規模になった桜を見る会に誰も疑義を呈さなかったのも、記録が美しいまでに消えていくのも、人が権力にいかに弱く、政府がいかに強い権力を有しているかを物語るものであろう。現代...
明治

地下で活躍する志戸坂56

かつて急行「砂丘」が物見トンネルを越えて岡山と鳥取を結んでいたが、今は特急「スーパーいなば」が志戸坂(しとさか)トンネルを越えて鳥取に向かう。遠回りなのだが早く着くのだから便利だ。道路の志戸坂トンネルは高速道路の一部のように見えて、自転車は...
弥生以前

永昌山は鉄山でござる

新日鉄、住金、川鉄…私になじみのある鉄鋼メーカーがいつの間にか消えていた。JFAだかJFLだかJFEだかイマドキの名称になっているかと思えば、日本製鉄という戦前回帰かという会社名も登場した。都道府県別の生産量では愛知、兵庫、千葉がベストスリ...
大正

祝・聖フランシスコ・ザビエル像発見100年!

あけましておめでとうございます。ついに2020年が来ましたね。19が20になるのは、18が19になるのと印象が違います。オリンピックイヤーとばかり話題になっていますが、ちょうど100年前に起きた出来事にも注目してみましょう。日本史を代表する...
明治

もうひとりの「いだてん」~毎日マラソン噺~

『いだてん~東京オリムピック噺~』が最低視聴率の一桁に終わったが、かつての『平清盛』のように非難する声を聞かない。むしろ「名作」との評判もあり、うちの家族は欠かさず見ていた。このブログでも紹介した岸清一とその役をやった岩松了がそっくりだとか...
弥生以前

岩だらけの場所で考えたこと

「脚下照顧」私はもっと足元を見つめなおすことが必要だ。拠って立つ大地は本当に不動なのであろうか。動かぬものと信じ切って、その堅固さを確かめようともしていないのではないか。頭上に降りかかるものばかりが気になって屋根ばかりを求め、地下深くで生じ...