安土桃山

今も色褪せない山中鹿介

主家再興を三日月に祈る忠義の武士、山中鹿介(やまなかしかのすけ)。『甫庵太閤記』に始まり頼山陽が盛り上げ、大町桂月が脚色して国定教科書で確立したストイックな武者像は、価値観が変化した現代にあっても色褪せることがない。ゲーム「戦国無双5」に登...
神話

かつて日本沈没していた証拠か!?

TBSの『日本沈没』が高視聴率とか。地球温暖化により海水面が上昇、海底への圧力が高まってプレートが沈み込むのだという。その場所は日本の中枢、関東地方である。そんなことが起きるのか、と言われたら、起きないのだそうだ。だから安心してドキドキして...
江戸中期

岡山藩の北辺を守った国老

神聖ローマ帝国では、国境防衛の任務に当たった諸侯に「辺境伯」という官職が与えられた。ブランデンブルク辺境伯領が有名で、支配者ホーエンツォレルン家はやがてドイツ皇帝となり、辺境伯領の一部であったベルリンは辺境どころか、ヨーロッパの中心の一つに...
江戸前期

終生忘られぬ感激の地

大企業が確実に結果を出しているのは辣腕社長の存在だけでは語れないだろう。幹部社員に優秀な人材を揃えているに違いない。大名も同じだ。大物が亡くなった後に急速に衰える大名家はいくらでもある。若き当主を盛り立て勢力を維持するには有能な家臣団が欠か...
平安

父と出掛けた思い出の美作

箸の材質は何がよいだろうか。黒檀とか紫檀、鉄木など東南アジア産の木材は硬くてちょっとした重みを感じる。国産であればヒノキ、ヤマザクラが上品さを醸し出す。珍しい素材ではビャクシンもある。このビャクシンの箸は使った後に地面に突き立てておくと木と...
安土桃山

城を守る大規模な畝状竪堀群

山城は天下統一の直前にもっとも進化を遂げた。大規模な堀切、横堀、そして畝状竪堀。もちろん眺望は欠かせない。主要な街道に睨みを利かせるのである。こうした山城は戦国大名が雌雄を決した場所に多く残っている。本日は毛利と宇喜多の決戦地、久世盆地から...
神話

蛇婿入り伝説とその原型

異類婚姻譚というジャンルがある。一番知られているのは「鶴の恩返し」だろう。見てはいけないものを見てしまった悲劇は木下順二『夕鶴』によって芸術にまで高められた。ヒロインつうは鶴の化身だったが、一方でイケてる男性が蛇の化身だったという「蛇婿入り...
戦国

異国に没した国人領主

1日の平均アクセス数が150に達しました。これもみなさまのおかげと感謝し、今後いっそう精進してまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。何年か前に同僚の江原さんが「うちの先祖の城が美咲にある」と言っていた。ずっと前に同僚だった旧姓...
戦国

比婆山からから東城へ帰るみちで

城跡と桜のコラボレーションは弘前城などいくつも名所があるが、すべて近世城郭である。春に天守や石垣が華やかに彩られているのを見れば、酒の一杯でも所望しようかという気になる。本日は近世ではなく戦国の山城に立つ一本の桜を紹介しよう。花の時季にはひ...
神話

神宿るを以て貴しと為す

70年代オカルトブームの主役の一人は、確実に「ヒバゴン」だろう。UMAという専門用語のない時代に怪獣呼ばわりされた未確認動物である。ずいぶん昔に『ヒナゴン』という映画を見て、旧西城町を訪れたことがある。そのレポートが「可愛らしい!?ヒバゴン...