戦前戦中

唐人お吉の流行

駕籠で行くのは お吉じゃないか 下田港の 春の雨 泣けば椿の 花が散る逢うてゆきたや 鶴松さんに 幼馴染みの あの人に 忘れられよか 筒井筒沖の黒船 狭霧で見えぬ 泣けば涙で なお見えぬ 泣くに泣かれぬ 明烏昭和5年の流行歌、西條八十作詞の...
戦後

初詣はお稲荷さん

あけましておめでとうございます。お正月に一番にするのは初詣でしょという思い込みから今年最初の話題をしたい。2009年の初詣ランキング(三が日の参詣者数)は、明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師、伏見稲荷大社、鶴岡八幡宮だったそうだ。このうち、伏...
幕末

笑う明治天皇

今年は「龍馬伝」が大人気だったが、平成16年は「新選組!」に湧いていた。坂本龍馬と新選組とでは幕府に対する立場がまったく違う。新選組は龍馬暗殺の容疑者に見立てられたりするくらいだ。幕末ファンはどうなのだろう。龍馬が好きな人は新選組が嫌いなの...
江戸前期

忠臣蔵の季節

先日の田村正和のTVドラマ「忠臣蔵‐その男、大石内蔵助」にしろ、今公開中の映画「最後の忠臣蔵」にしろ、ここのところ忠臣蔵が気になる。長期間にわたる出来事であっても、メディアが取り上げる時期には季節性があるようだ。夏は太平洋戦争、冬は忠臣蔵の...
戦後

小泉首相ももらった赤札

小泉純一郎首相は絵になるリーダーであり、その動向は常に注目の的であった。平成16年にこんなニュースがあった。首相が厄よけ祈願 川崎大師で (共同通信 2004年5月1日12時52分)小泉純一郎首相は1日午前、厄よけで有名な「川崎大師」(川崎...
鎌倉

魚獲りは罪深い!?

生類憐みの令は悪法の代表格として有名だ。趣旨は動物愛護で結構なのだが、その運用が極端だったようだ。将軍綱吉の死後すぐに廃止されたことから考えても、その評判のほどがうかがえる。しかし、殺生を戒め命を大切にするのは仏教国日本の伝統でもあった。宇...
戦前戦中

昭和の高橋是清

宮澤喜一元首相が小渕内閣の大蔵大臣に就任した時、「平成の高橋是清」と呼ばれていた。元首相が大蔵大臣に就任したのみならず、積極財政派であったことも似ている。さらには、二人とも英語を使いこなせるところがすごい。そして、共に笑顔が似合う政治家だ。...
安土桃山

日本の武将と朝鮮の少年

神様になった武将は多い。神君家康公などと祀り上げられるのもいいが、庶民信仰の対象となっている加藤清正は幸せだと思う。まったく季節外れだが、清正公のお祭りの話題である。港区白金台一丁目に「鎮守清正公大神儀」と刻まれた石碑がある。側面下部の「最...
源平

今も昔も先陣争い

何事もそうだが一番最初であることは高く評価される。今で言えば商品開発。スマートフォンのように高度な技術を伴うものは別にしても、食べるラー油くらいなら考えつきそうなものだ。ブームを読むなどタイミングを計ることも大切なのだろう。なにせ、平和日本...
幕末

平安から幕末を旅した法師

歴史における象徴の問題を考えたい。何やら歴史哲学が論じられそうだが、私はその任に堪えられないので、自分の言葉で話そう。前記事の平等院鳳凰堂が当時の浄土信仰を象徴するように、歴史的事象を理解してもらうには、視覚化するなり平易な文句に置き換える...