戦後 小泉首相ももらった赤札 小泉純一郎首相は絵になるリーダーであり、その動向は常に注目の的であった。平成16年にこんなニュースがあった。首相が厄よけ祈願 川崎大師で (共同通信 2004年5月1日12時52分)小泉純一郎首相は1日午前、厄よけで有名な「川崎大師」(川崎... 2010.12.26 戦後
鎌倉 魚獲りは罪深い!? 生類憐みの令は悪法の代表格として有名だ。趣旨は動物愛護で結構なのだが、その運用が極端だったようだ。将軍綱吉の死後すぐに廃止されたことから考えても、その評判のほどがうかがえる。しかし、殺生を戒め命を大切にするのは仏教国日本の伝統でもあった。宇... 2010.12.26 鎌倉
戦前戦中 昭和の高橋是清 宮澤喜一元首相が小渕内閣の大蔵大臣に就任した時、「平成の高橋是清」と呼ばれていた。元首相が大蔵大臣に就任したのみならず、積極財政派であったことも似ている。さらには、二人とも英語を使いこなせるところがすごい。そして、共に笑顔が似合う政治家だ。... 2010.12.26 戦前戦中
安土桃山 日本の武将と朝鮮の少年 神様になった武将は多い。神君家康公などと祀り上げられるのもいいが、庶民信仰の対象となっている加藤清正は幸せだと思う。まったく季節外れだが、清正公のお祭りの話題である。港区白金台一丁目に「鎮守清正公大神儀」と刻まれた石碑がある。側面下部の「最... 2010.12.25 安土桃山
源平 今も昔も先陣争い 何事もそうだが一番最初であることは高く評価される。今で言えば商品開発。スマートフォンのように高度な技術を伴うものは別にしても、食べるラー油くらいなら考えつきそうなものだ。ブームを読むなどタイミングを計ることも大切なのだろう。なにせ、平和日本... 2010.12.19 源平
幕末 平安から幕末を旅した法師 歴史における象徴の問題を考えたい。何やら歴史哲学が論じられそうだが、私はその任に堪えられないので、自分の言葉で話そう。前記事の平等院鳳凰堂が当時の浄土信仰を象徴するように、歴史的事象を理解してもらうには、視覚化するなり平易な文句に置き換える... 2010.12.18 幕末
平安 地上の極楽 地上の楽園、そう聞くと宣伝文句としか思えない。自分が実感したのなら楽園でも天国でもよいのだが、人にはなかなか伝わらない言葉だ。しかし、私は見た。これを極楽と言わずして何と言おう。平等院鳳凰堂である。宇治市宇治蓮華に「平等院鳳凰堂」がある。今... 2010.12.18 平安
源平 老将の最期 老将といえばラファイエットを思い出す。アメリカ独立戦争、フランス革命で活躍し、1830年の7月革命でも指導者として登場する。私が手にしていた本では、7月革命時には「老ラファイエット」であった。そんな表現があるのか、と白髪をふりみだして奔走す... 2010.12.15 源平
戦後 雨乞いせずとも 滝に惹かれるのはなぜだろう。マイナスイオンが発生しているからか。体が修行を欲しているからか。それとも、他にそんな風景がないからか。高きにあるものは下へと落ち行くが、川の水が一気に何十mと落下するのは珍しい。滝を求めて徳島の山中へ入った。夏の... 2010.12.12 戦後
鎌倉 土御門上皇弑逆事件 歴史は様々に語り伝えられて伝説を生み、それが史実を覆い隠してしまうことがある。ややこしいが面白いところでもある。ローカルな人物ならまだしも、今日紹介するのは土御門上皇である。一国の帝王の事績なら正確に伝わってよさそうなものだが、そうではなさ... 2010.12.12 鎌倉