室町

徳川氏発祥の地

大河ドラマでは、いよいよ徳川家康が天下を狙って動き始めた。我々は結果を知っているから、すべては家康の手の内にあったんだなと感じてしまうが、実際はどうだったのだろう。天下餅をすわりしままに食っただけではなかったはずだ。今日は彼の先祖の話である...
鎌倉

鎌倉幕府に殉じた武将

中世、近世、近代と数百年間にわたって家名を存続させるのは至難の業だ。武家は歴史の大河の中で、かつ消えかつ結びて久しくとどまりたる事なし、である。そんな中で争いの世を生き抜いた名家が2つある。薩摩の島津氏と奥州の南部氏である。今日は南部氏滅亡...
室町

室町の博愛思想

博愛思想といえば赤十字社である。日本では西南戦争、世界ではイタリア統一戦争におけるソルフェリーノの戦いが、赤十字社設立の契機となったことは有名である。しかし、敵味方の区別なく人の命を大切にしようという考えは、決して近代の産物ではない。藤沢市...
鎌倉

跳ねば跳ねよ踊らば踊れ

「踊念仏」を一度見てみたかった。一遍、時宗とくれば、このキーワードだ。歴史の授業でそう習った。易行を特色とする鎌倉仏教において、踊りは誰をも法悦の境地に導くパフォーマンスである。平成16年9月23日、時宗総本山遊行寺で踊念仏があるというので...
大正

江の島で考える台湾統治

今年もNHK『坂の上の雲』が待ち遠しい、という方も多いだろう。近代国家日本の青春であるかのように瑞々しい人物像が描かれている。豪華キャストのひとり高橋英樹が演じる児玉源太郎は、日露戦争、二〇三高地攻略の英雄である。藤沢市江の島一丁目に「児玉...
鎌倉

日蓮聖人を救った奇跡

宗教に奇跡はありがちなことだ。イエスも弘法大師もマジシャンのように奇跡を起こす。奇跡を科学的に説明しようとする向きもあるが、信仰に理屈はいらない。信ずる者のみが救われるのだ。日蓮聖人もまた奇跡の人だ。様々な法難にも挫けず布教を続け、今日の日...
江戸前期

さんまは目黒に限る

さんまを焼く匂いほど、食欲中枢を刺激するものはない。ビールがプハぁである。生きる喜びを改めて感じるだろう。幸せとは意外に身近にあるものなのだ。ただ「さんま祭り」というイベントはどこにでもあるわけではない。かつて根室でさんま祭りに参加して感動...
奈良

古代日本の韓流

こうくり、しらぎ、くだら、と習ったと思ったら、コグリョ、シルラ、ペクチェ、だとか。高句麗、新羅、百済である。読みが色々あるのは、ややこしいのではなく奥が深いのだ。渡来人という実感の湧かない歴史用語も、枚方市に百済王神社、多治見市に新羅神社が...
戦後

いちめんの曼珠沙華

曼珠沙華には何かがあると思わせる強い個性がある。これが熱帯の植物なら何も驚かないだろう。山間部の夏が終わり気温の変化が感じられる頃、緑の中に突然のように現れる紅い花。彼岸花と一般的には呼ばれるが、キツネ花というのも聞いたことがある。有毒とい...
江戸後期

エキゾチックなひょうたん島

地上の楽園というキャッチフレーズは政治的にイメージがよくないが、字義のみ理解するなら、ぜひ行ってみたいものだ。手元のパンフレットには「すぐそこの、楽園島」だとか「東京都亜熱帯区」の文字が躍る。八丈島で末吉温泉みはらしの湯に浸かって太平洋を眺...