戦前戦中 井戸が生活の源だった頃 「紀行歴史遊学」開設以来の1日平均アクセス数が160を突破しました。ご覧いただきましたみなさまに、心より御礼申し上げます。今後もみなさまのご期待に沿えるような記事を提供してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。蛇口をひねると水が出る... 2023.09.23 戦前戦中
江戸中期 福山藩領は砂防ダムの先進地域 「コンクリートから人へ」という情緒的なスローガンに、新たな時代の幕開けを期待した頃のことである。コンクリートの構造物は環境破壊の象徴のようなイメージがあった。砂防ダムなんぞはその最たるもので、山の中にいくつもコンクリートの塊が放置されている... 2023.09.20 江戸中期
戦国 地形改変が山城の歴史を語る ブログ開設以来の総アクセス数が88万を突破しました。これもひとえにご覧いただきました皆様のおかげと心より御礼申し上げます。史跡巡礼の魅力を伝えるため、今後も精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。土砂崩れなどの災害が発生した場... 2023.09.17 戦国
南北朝 忠臣児島高徳公の英雄時代 「忠臣」と聞いて思い浮かぶ日本史上の人物は?と「WEB歴史街道」が調査したところ、次のようなランキングになったという。大石良雄(内蔵助)、楠木正成、豊臣秀吉、石田三成、弁慶、直江兼続、真田幸村(信繁)、黒田孝高(官兵衛)、乃木希典、平重盛。... 2023.09.12 南北朝
戦国 播磨守護山名氏の栄光 戦国時代は領土争い。ロシアとウクライナの戦争もほとんど膠着状態。ここに至っては朝鮮戦争のように「凍結された戦争」になるのでは、と囁かれている。播磨は赤松氏の領国として揺るがないかと思われたが、嘉吉の乱で但馬の山名氏に奪われてしまう。これを応... 2023.09.08 戦国
戦後 君が芳躅を慕ふの声 知の巨人徳富蘇峰は、明治半ばに平民主義から帝国主義へと軸足を移した。その記念碑的一文が昭和十年の『蘇峰自伝』に記されている。此の遼東還附が、予の殆ど一生に於ける運命を支配したと云つても差支へあるまい。此事を聞いて以来、予は精神的に殆ど別人に... 2023.09.04 戦後
江戸中期 赤穂城で考えたこと 赤穂藩は刃傷事件ばかりが注目されて、なかなか実像がつかめない。浅野家に続いて永井家、森家が藩主を務め、特に森家は12代165年にわたって統治した。これに対して浅野家は3代56年。短くとも城下町赤穂の基礎を築いた浅野家を顕彰する特別展「浅野家... 2023.08.29 江戸中期
奈良 むかしは橋で、いま屏風 割り込みをされるとカチンとくるものだが、駅のホームでは整列乗車が徹底しており、割り込んでくる人はそういない。ところが、地学の世界では割り込みはよくあることで、岩石の割れ目にマグマが入り込んで固まってしまうのだ。割り込んだ者は悪びれもせず、そ... 2023.08.24 奈良
南北朝 備中の覇者三村氏の第一歩 一国を牛耳りながらも志半ばにして滅んだ備中三村氏については以前の記事「生き残れなかった戦国大名」で紹介した。武士の名字は地名に由来することが多いが、「三村」はどこにあるのだろうか。井原市美星町星田の城山に「金黒山(かなくろやま)城跡」がある... 2023.08.21 南北朝
明治 児童福祉の原点がここに 二十年以上前になるか、かなり昔に宮崎を旅した折、石井十次の資料館があるというので石井記念友愛社を訪ねた。おそるおそる事務室に声を掛け、岡山から来た旨を伝えると、わざわざ理事長さんが出てきてくださり、大変恐縮したことを覚えている。その節は本当... 2023.08.18 明治