源平

以仁王の思いとその後の歴史

東京の首長経験者と大阪の首長が大同団結して、第三極となる政治勢力勢力を築き上げようとしている。雲間から一瞬の陽光を放った「太陽の党」とはいったい何だったのか。日本維新の会に合流したことで、大阪の人の笑いのネタにならなくて済んだ。歴史を変えよ...
幕末

日本海のお台場

ゆりかもめに乗って橋を渡ると、そこはお台場。お台場といえば、アクアシティお台場でありダイバーシティでありフジテレビである。トレンドの先端を行く場であって、我が国の繁栄ここに極まれり、である。東京に住んでいた頃、下宿のトイレからレインボーブリ...
戦前戦中

ウラシマ効果のすべり台

亜光速で移動すると時間がゆっくり進むため歳を取らないのだそうだ。これをウラシマ効果という。これを正しく理解するためには相対性理論を知らなくてはならないが、手が付けられないでいる。やはり、ここはおとぎ話の浦島太郎がよろしいようで。横浜市神奈川...
室町

だけども問題は今日の雨、みのがない

外出先でのことである。急な雨に降られたが、あいにく傘がない。困って近くの民家を訪ね、「申し訳ありませんが、傘を貸してくださいませんか」と頼んだ。すると若い女性が出てきて、だまって新聞記事を差し出す。そこには「都会では自殺する若者が増えている...
明治

新宿とギリシャをつないだ文化人

『怪談』で有名な小泉八雲は外国から来た人で、もとはラフカディオ・ハーンという名前だとは知っていたが、どこの国の人かは考えたことがなかった。熊本や松江に旧居があることは知っているが行ったことはない。東京で八雲ゆかりの地を訪れたのは、東京メトロ...
戦前戦中

終戦前日の大空襲

大阪大空襲の最後は8月14日だったと知らなかった自分を恥じる。14日といえば、御前会議でポツダム宣言の受諾が決定され、連合国側への通告が行われた日である。すっかり戦闘も下火になっていたものと思い込んでいた。受諾の通告は午後11時のことだから...
安土桃山

豊臣家二代目の成長を願う

豊臣秀頼は気になる人物の一人だ。昨年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で太賀が聡明な秀頼を演じていたが、実際その通りだったのだろう。これを徳川の天下に対する脅威とみなした家康が豊臣家を滅ぼすのだが、家康の寿命と秀頼の成長は競争のようなもので...
飛鳥

いにしえの大阪都

先の通常国会で大都市地域特別区設置法が成立し、橋下徹大阪市長の主唱する「大阪都構想」が実現可能になった。実現したとしても「大阪都」という名称の自治体ができるわけではない。「都」はいつまでも首都東京の専有である。しかし嘆くことはない。とっくの...
安土桃山

花も花なれ人も人なれ

グレース・ケリーという女優の映画はよく知らないが、彼女がモナコ大公妃となった華麗な経歴の持ち主だということは知っていた。グレースはGraceと表記するが、ラテン語ではGratia(グラティア)で「神の恩寵」を意味し、洗礼名ではガラシャとなる...
幕末

大坂城の残念さん

今読んでいるのは吉川弘文館の新シリーズ「敗者の日本史」『承久の乱と後鳥羽院』である。どうも私は勝者より敗者に心惹かれるところがあり、このシリーズは実に楽しみにしている。敗者を好むのを下見て暮らす下種な根性と言われたらそれまでだが、歴史を切り...