戦後

不昧公好みの比類稀な銘菓

あんこが嫌いだった。甘くて体に悪いかのように思っていた。そのくせカスタードクリームは食べていたのだから話にならない。それがどうだ。今じゃ、あんこが好きだ。つぶあんがいい。絶妙な甘さが分かるようになってきた。この歳になると、おそらくカスタード...
江戸前期

京極伊知子の旅

丸亀城バサラ京極隊というスタイリッシュな武将と姫から成る集団がいる。カッコいい活劇を披露した後に記念撮影をさせてくれるので、戦国が好きなうちの子どもと一緒に撮ってもらった。気に入ったのは「バサラ京極」というネーミングである。有名な戦国BAS...
江戸中期

伝説の巨人力士

ブルガリア出身の大関・琴欧洲。先月の初場所では10勝5敗とまあまあだったが、12日目、横綱白鵬を寄り切ったのが光った。彼の身長は203センチメートルあるという。これは高い。現役最長身なのではないか。では歴史的にはどうなのだろう。下の写真を見...
江戸前期

阿国から團十郎へ

今月3日に十二代目市川團十郎が亡くなった。「勧進帳」の弁慶役をテレビで見たことがあるばかりだが、歌舞伎の持つ迫力と美しさを見事に表現する名優であった。これまで歌舞伎に関心を払うことなく過ごしてきたが、近年になって興味が湧いてきた。そんな折の...
戦国

散り果てた姫御前

関東の雄・北条氏、東海の雄・今川氏、備前の雄・宇喜多氏、肥前の雄・龍造寺氏。いずれも一時は覇を唱えながらも勢力を維持できなかった武将たちである。しかし、彼らには先の見えない現代に生きる私たちの心を動かす何かがある。それは敗者だけが知っている...
戦後

松江を創った武将、育てている市民

総選挙前は「原発」の前に「脱」とか「卒」とか、原子力発電所に対するスタンスを表す漢字一文字を冠した主張がよく聞かれたものだ。「反」は昔からよく聞くし、「縮」とか「減」というのも分かりやすい。「続」という主張はあまり耳にしないが、経済界を中心...
特集

鳩山総理の殿様(三浦氏・後)

「日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。」から始まる秀逸なコピペがあった。中国から見ると「カモ」、日本国民は「サギ」だと思っているが、鳥自身は「ハト」だと主張しているというヤツである。昔でいえば落首のようなもので、権力者への皮肉が見事...
特集

東国の武将、西国で栄える(三浦氏・先)

昨年の大河ドラマ『平清盛』に三浦義明が登場した。ハードボイルドな菅田俊が演じた義明は伊豆に配流されている源頼朝に蹶起を促していた。鎌倉幕府創設に大いに貢献することとなる三浦氏は子孫繁栄し、各地で武門の流れを伝えている。三浦半島に本拠を置く三...
平安

清和源氏の聖地

アルジェリアではテロリストの掃討作戦が邦人を含む多数の犠牲者を出して終わった。隣国のマリでは北部を実効支配する反政府勢力にフランス軍が攻勢をかけている。砂漠の中での戦いである。水の確保はどのようにしているのだろう。水がなくては戦はできぬ。羽...
江戸中期

柳沢吉保善玉論

一生のうちに530万円の年収を15億1200万円にするには、よほどの商才を発揮するか、6億円宝くじを2、3本当てるしかない。昔は戦争成金なぞいたようだが、この平和で低成長の時代に何ができるというのか。権力と結びついて出世を遂げてみるか。大借...