江戸前期

理数系殿様と人柱伝説

「日本三名橋」は江戸の日本橋、長崎の眼鏡橋、そして岩国の錦帯橋だという(『雑学・日本なんでも三大ランキング』講談社+α文庫)。日本橋は見る影もないが、眼鏡橋は絵になる。錦帯橋はさらに壮観だ。『旅の科学』(松川二郎、有精堂書店、大14)という...
明治

戦時下で首都となった広島

文部科学省の方の計らいで、国会を見学させてもらったことがある。第一委員会室や食堂などをチラッと見ただけであったが、日本の命運を左右する決定がこの場で為されているのかと思うと、特別な空間のように感じた。国会は東京にあるものと思ったら、長い歴史...
南北朝

父の帰還を祈って栗をかむ

日本一の子だくさんは景行天皇だという。『古事記』によると、名前の記されているのが21人、記されていないのが59人、合わせて80人である。世界一はサウジアラビアのイブン・サウド国王で89人ともそれ以上とも言われているようだ。後醍醐天皇も子供が...
特集

金太郎は歌い継がれる(坂田金時・後)

岡崎に過ぎたるものが二つあり 「オカザえもん」に「キンタロー。」の顔2013ご当地キャラ総選挙で2位になったオカザえもんの顔は奇妙なのだが味がある。キンタロー。は四頭身と言われているが、捨て置けない芸風を持っている。ゆるキャラとの組合せなら...
特集

がんばれ、きんとくん(坂田金時・前)

キンタロー。というAKB系のモノマネ芸人が人気だ。独特な芸名は、名古屋市西区で目に留まった看板にヒントを得たという噂がある。確かにこの地には「金太郎商店」(リフォーム関連)だとか「ぱーま屋金太郎」(美容関連)という印象的な屋号が実在するから...
鎌倉

京都まで三歩で歩いた巨人

巨人伝説は日本各地にある。有名なのはダイダラボッチだ。各地で呼び名が若干異なっている。巨人だけにその姿を再現するのは困難だろうと思ったら、あった。水戸市塩崎町の大串貝塚ふれあい公園に「ダイダラボウ像」(15.25m)がある。『常陸国風土記』...
戦後

追悼・新宿の美少女

宇多田ヒカルのデビューは衝撃とともに記憶している。アルバム『First Love』をやっとのことで手に入れ、ここまで歌える子がいたのかと感心しつつも、個人的にどん底だった当時、切ない気持ちで繰り返し聞いたものだ。歌のうまさは親譲りだと聞いて...
平安

法然上人はイチョウ育ての名人

巨樹は気になるスポットだ。理屈ではなく、その大きさに圧倒される。その長命に感嘆する。さまざまな世の移り変わりに接してきたかと思うと、この世の大先輩として無条件に敬服する次第である。巨樹を求めて旅する人がいる。私は大きいがゆえに尊しとしない。...
鎌倉

マイナスイオンを発する蛇の滝

「マイナスイオン」が流行った時期があった。家電製品の宣伝でよく聞いた。人工的なのよりも、やはり自然。森林や滝でマイナスイオンを浴びようというのもあった。言葉とイメージが先行する形でブームになったものの、科学的には説明が苦しいようだ。マイナス...
特集

田租永代免除の特権(一ノ谷前史・後)

小野市のお土産として「KOKUI(粉喰)」という、ハッタイ粉を使った洋菓子が販売されている。サブレ、スフレ、スフレショコラ、フィナンシェ、ダクワーズと5種類あるが、最もハッタイ粉の風味が生きているのがダクワーズだそうだ。「広報おの」2013...