江戸前期

寛永通宝を造った場所

銭形平次夫妻がフランス語に堪能だったというのは比較的知られた話だ。平次が出かけようとすると女房が声をかけた。その会話。ジュテモタ? マダモトラン著名な子孫に6代目とも7代目ともいわれる銭形警部がいる。とっつぁんには拳銃だが、平次親分には、御...
源平

眼病に効く鍾乳洞の水

日本三大鍾乳洞といえば、岩手県の龍泉洞、高知県の龍河洞、そして山口県の秋芳洞である。『雑学・日本なんでも三大ランキング』(講談社α文庫)に載っている。いずれも有数の観光地として知られている。ひねくれたことに、どうもアンチ巨人とかアンチiPh...
幕末

「長州人」芥川龍之介

芥川龍之介では『蜜柑』という小品が好きだ。文学碑が横須賀市吉倉一丁目の吉倉公園にあると聞いたが行ったことはない。動く汽車の中で見映えのしない少女と向き合う私。私の捉われていた倦怠感を一変させたのは、少女の投げた蜜柑だった。セピア色の風景の中...
江戸中期

飽食の現代への警鐘

過去の地震や津波による犠牲者の供養碑は各地にあり、現代へ警鐘を鳴らすものとして見直しが進んでいる。先人の思いを受け継ぎ、今後確実に起きる災害に対する物心両面の備えとすることは大切なことだ。では、飢饉はどうだろうか。今後、発生することがあるの...
江戸前期

錦帯橋見事に架けた三代目

「売り家と唐様で書く三代目」という。初代が一代で築いた地位も名声も財産も、三代目ともなるとすべて失ってしまう。遊びふけってきたおかげで字だけはオシャレに書ける。世襲で権力を引き継ぐのは至難のことである。遠く異朝をとぶらえば秦の始皇帝、近く本...
幕末

岩国の尊王攘夷派

大河ドラマ『八重の桜』で長州は悪役に描かれたが、会津を主役にすれば当然そうなる。今やっている『半沢直樹』は、善悪の役割がはっきりしているから分かりやすくて人気があるのだ。今日の主役は長州、しかもその支藩格の岩国の人、悪役は会津でもなければ幕...
江戸中期

漢方薬になった白蛇第一号

シマヘビならうちの近くにもいた。今もいるのかもしれないが、子どもの頃のように地面を見ながら歩かなくなったので、最近は見たことがない。見て気持ちの良いものではない。ヘビの抜け殻は財布に入れるとよいと聞かされていたので、やはり何か特別な存在なの...
江戸中期

錦帯橋を渡りけるかな

岩国市の恒例行事に「錦帯橋まつり」がある。今年も4月29日に36回目のまつりが行われた。中でも錦帯橋を渡る大名行列は圧巻だ。アスファルトの舗装道路を歩くのとは風情が違う。岩国藩の石田流砲術の伝統を伝える鉄砲隊の演武も迫力がある。さらに注目し...
安土桃山

一門の名を揚げそうろう

三木の干殺し、鳥取の飢(かつ)え殺しは、豊臣秀吉の戦いの中でも、とりわけ凄惨な結果を残したものとして後世に記憶されている。鳥取城を兵糧攻めにするよう献策したのは軍師・黒田官兵衛であった。来年度大河の主人公である。この戦いで勝利したのは秀吉、...
安土桃山

秘剣つばめ返しの誕生

ヒーローに欠かせないのは好敵手である。星飛雄馬には花形満、川上哲治には藤村富美男、松山ケンイチには玉木宏、1年前なら通じたボケだった。これは平清盛には源義朝であった。虚実の境界なく列挙したが、緊張感のある物語の展開には好敵手を欠かすことがで...