戦国

山城国一揆、最後の舞台

土一揆、国一揆、一向一揆、百姓一揆と日本史に登場する一揆は多い。政治権力に対する要求を一味同心した人々が武力によって貫徹しようとする事象である。このうち国一揆は国人が主体となって守護大名の支配に抵抗しようとした動きである。その代表例が御存知...
奈良

井手左大臣の栄光と没落

源平藤橘とは日本を代表する本姓である。本姓とはもともとの氏ということで、ご先祖様が何氏だったかを表している。徳川家康は源家康、織田信長は平信長、伊達政宗は藤原政宗、楠木正成は橘正成のように正式文書などに表現することがあった。しかし、四大氏姓...
古墳

日本最初の首都

首都移転論議を聞かなくなって久しい。東京五輪の開催決定により、移転を云々することが祝祭ムード盛り上げに水を差す結果になりかねない状況である。これで当分の間、東京は首都であり続けるだろう。その意味で石原都知事は大きな仕事をした。桜井市大字太田...
古墳

美しき卑弥呼の墓

今日は卑弥呼の墓である。やはり邪馬台国はここにあったのだと思う。権力の確立と権威の生成には象徴が不可欠だ。卑弥呼という女性も前方後円墳も権力の象徴であった。権力の可視化の役割を担っていた。見よ、下の写真を。特異な形態をした巨大な墓の出現であ...
古墳

日本文化源流の地

「仏教伝来ごさんぱい(538)」「いごよく(1549)伝わるキリスト教」と、宗教の伝来は文化史上の画期となるので覚えておくと何かと便利である。ただし、538年を仏教公伝としているのは『上宮聖徳法王帝説』であり、正史である『日本書紀』は552...
古墳

ふられた皇子の逆恨み

暴君といえば、西洋ではネロ、中国では煬帝、そして本朝では武烈天皇である。『日本書紀』(巻十六、武烈紀)では「しきりに諸悪をなしたまひて、一善を修めたまはず。およそもろもろの酷刑、みずから見そなはさざることなく、国内のおほみたから、ことごとく...
奈良

金色に輝く七重塔

失われた塔には想像力を掻き立てられる。現在の日本で最も高い木造建築は東寺の五重塔、約55mである。新幹線からも見える京都のランドマークである。失われた塔には、これを超える高さの塔があったというから驚きだ。史上最高は相国寺の七重塔で約109m...
奈良

南都大安寺と般若湯

検察審査会制度というのがある。裁判員制度とはちがう。裁判に至るには検察官による起訴という過程が必要だが、時として証拠不十分として不起訴となることがある。その場合、被害者は納得できないとして検察審査会に申立てすることができるというわけだ。審査...
平安

石清水八幡宮は奈良にあった

10月4日付で「おんせん県おおいた」の商標登録が認められたそうだ。昨年「おんせん県」で申請すると群馬県の反発もあって認められなかった。今回は「おおいた」という地名を含めて場所が分かるようにしたし、もちろん大分県も他県の温泉PRを尊重する姿勢...
奈良

桓武天皇の生母の追善供養

平成13年に今上帝は「私自身としては、桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べられた。これは韓国でも好意的に受け入れられたようだ。サッカーワールドカップ日韓共催を翌年に控...