古墳

播磨の王者のピラミッド

古墳の魅力はその形状にある。前方後円墳もいいが、よくありがちなので、方墳を話題にしたい。日本最大の方墳は、橿原市の桝山古墳で一辺約90mある。世界に目を向けると、エジプトのクフ王のピラミッドも方墳であった。一辺が230mもあり、数学的に美し...
奈良

壮大な鎮護国家構想

今年の10月12、13日に第9回全国国分寺サミットが津山市で開催された。美作国建国1300年記念事業の一環である。全国の国分寺跡を持つ自治体が一堂に会して、史跡活用などについて情報交換をしたようだ。計13の市町が参加した。まてよ、国分寺は全...
江戸後期

天の川に架かる美しい石の橋

「石橋を叩いて渡る」のと「危ない橋を渡る」のとでは、まったく意味が違う。実際には危ない橋を渡っていることの多い日常生活ではあろうが、時には石橋を叩いて渡るくらいの慎重さが必要だ。石橋はそれほどまでに強固なものだ。人の力では壊れない。だが自然...
安土桃山

播磨の『軍師官兵衛』

いよいよ大河ドラマ『軍師官兵衛』が始まる。安土桃山の三雄の時代だから視聴率は確実に獲れる。司馬遼太郎の『播磨灘物語』の主人公として歴史好きには人気の高い人物である。西日本に点在する官兵衛ゆかりの地も観光客増加に期待していることだろう。人気の...
奈良

失われた銭を求めて

Money、Money、Money、お金くれ。給料アップして~。カネ、カネ、カネ、お金くれ。あ~あ~、ああ~、お金ください~、と小学生が『希望山脈』(渡り廊下走り隊7)の替歌を歌っていた。悲しいけれど、妙に共感できる。アベノミクスは順調に進...
奈良

大伴家持が愛した清けき王都

「京橋」は各地で見かける。東京では東京メトロの駅名、大阪でもJRその他の駅名となっているので、よく耳にする。それでは京都には「京橋」があるのか。一つは京都市伏見区京橋町に京橋。そして今回もう一つ京都府南部の木津川市加茂町例幣の大井谷川に架か...
戦国

山城国一揆、最後の舞台

土一揆、国一揆、一向一揆、百姓一揆と日本史に登場する一揆は多い。政治権力に対する要求を一味同心した人々が武力によって貫徹しようとする事象である。このうち国一揆は国人が主体となって守護大名の支配に抵抗しようとした動きである。その代表例が御存知...
奈良

井手左大臣の栄光と没落

源平藤橘とは日本を代表する本姓である。本姓とはもともとの氏ということで、ご先祖様が何氏だったかを表している。徳川家康は源家康、織田信長は平信長、伊達政宗は藤原政宗、楠木正成は橘正成のように正式文書などに表現することがあった。しかし、四大氏姓...
古墳

日本最初の首都

首都移転論議を聞かなくなって久しい。東京五輪の開催決定により、移転を云々することが祝祭ムード盛り上げに水を差す結果になりかねない状況である。これで当分の間、東京は首都であり続けるだろう。その意味で石原都知事は大きな仕事をした。桜井市大字太田...
古墳

美しき卑弥呼の墓

今日は卑弥呼の墓である。やはり邪馬台国はここにあったのだと思う。権力の確立と権威の生成には象徴が不可欠だ。卑弥呼という女性も前方後円墳も権力の象徴であった。権力の可視化の役割を担っていた。見よ、下の写真を。特異な形態をした巨大な墓の出現であ...