戦前戦中

神戸を見守るコンクリート大仏

日本三大仏とは「鎌倉大仏」「奈良大仏」「高岡大仏」だそうだ。(『雑学・日本なんでも三大ランキング』講談社+α文庫)奈良と鎌倉は不動(明王ではない)だが、高岡以外にも「兵庫大仏」「岐阜大仏」が日本三大仏を名乗っている。三大なんとかというのは3...
源平

鵯越の逆落としへの道

史上有名な「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」の場所は謎である。歴史の面白さは解釈の多様性にある。人によって時代によって歴史的事象はさまざまに受けとめられてきた。しかし、「鵯越」という地名、「逆落とし」にふさわしい地形という有力な手がかりがあ...
平安

二人の式部の墓がある町

最近、二千円札を見たことがない。10年ほど前にはコンビニのATMで出金すると二千円札が出てきて大喜びしたものだ。記念にとっておけばよかったが、いつの間にか使ってしまった。ずいぶんレアものだが、財布になければ価値はないも同じ。今日は二千円札に...
源平

導く者あっての御曹司

総アクセス数が8万を超えました。ご愛読ありがとうございます。史跡散策のお伴となるような記事を書きたいと思います。今後ともよろしくお願いします。「鵯越の逆落とし」は『平家物語』の圧巻である。2005年の大河ドラマ『義経』では初回冒頭に逆落とし...
奈良

歌の才能があれば逆玉の輿

子どもの頃、お名前博士・佐久間英先生の本を読んで、「小鳥遊」で「たかなし」と読むとか、「四月一日」で「わたぬき」と読むという珍しい姓があることを知った。本日紹介する「栗花落」も難読かつ由緒ある姓である。神戸市北区山田町原野に「栗花落(つゆ)...
江戸後期

花道がひっくり返って反り橋に

ほんの少しだけ演劇に関わったことがある。舞台に立つのは目立ちたい人か緊張しない人が向いていると思っていたが、そうではないことが分かった。普段はすごくおとなしい人が、舞台では別人のように役になりきるのだ。おそらく違う自分を楽しんでいるのだと思...
古墳

真偽を明らかにする煮えた泥

「リケジョの星」として彗星の如くマスコミに登場した美人研究者が、論文不正疑惑により博士号剥奪の危機に瀕している。センセーショナルに発表しノーベル賞候補とまでもてはやされたが、わずかな期間に状況は暗転してしまった。称賛と非難でずいぶん辛い思い...
平安

歴史を雄弁に語る地名

千葉県市川市に国府台(こうのだい)女子学院という頭がよくて上品な仏教系の学校がある。女子校の話をしようというのではなく、その校名である。校地ではないが、近くに「国府台」という地名がある。これは下総国府が置かれていたことに由来している。国府と...
弥生以前

旧石器時代の先端技術

縄文式土器、弥生式土器、高床式倉庫、竪穴式住居とすべて「式」を付けて習ったが、最近は付けて呼ばないそうだ。例えば縄文土器のように。これは、亀ヶ岡式とか馬高式という細分類との違いを明確にするためとのことだ。亀ヶ岡は青森県つがる市の、馬高遺跡は...
江戸中期

大阪名誉府民にふさわしい人

「中甚兵衛(なかじんべえ)」という人物を私は今まで知らなかったが、大阪の小学校4年生はけっこう知っている。遠足でも中甚兵衛ゆかりの地を訪れるのだという。全国区ではないが地元では有名なローカル偉人なのだろう。それでいいのだ。地元の偉人の活躍が...