戦国

毛利氏、飛躍への第一歩

暮月夜心毛思努爾白露乃置此庭爾蟋蟀鳴毛夕月夜(ゆふづくよ) 心もしぬに 白露(しらつゆ)の 置くこの庭に こほろぎ鳴くも朝に露が輝いていたこの庭、夕暮れになって月が見える。コオロギの声が切ないよ。これは『万葉集』巻八「秋雑歌」1552、湯原...
戦国

クーデタを防いだ毛利元就

自民党の石破茂幹事長が、安倍晋三首相から安全保障法制担当相への就任を求められても辞退する考えを示した。報道によると、来年9月の総裁選を見据えた駆け引きが行われているようだ。忠誠を誓って共倒れするのか、距離を置いて打って出るのか。首相の跡目争...
明治

時代遅れの尊王攘夷

「尊王攘夷」は幕末を特徴づける思想の一大潮流である。天皇を尊び外国人を排除する。尊王攘夷派は、勅許を得ぬままに外国との交渉を進める幕府に対する不信感を高めていく。昨年150周年を迎えた天誅組の変(文久三年、1863年)は、尊王攘夷派の精華で...
江戸中期

享保の改革に抵抗した一揆

「山中一揆」は死の決起と称されるほどに、その一大行動は、日本三大百姓一揆のひとつとして、後世に語り継がれるべき遺訓であります。山中一揆義民顕彰会『山中一揆』の挨拶文で、湯原町長(岡山県真庭郡、現在は真庭市)は、このように謳った。三大百姓一揆...
明治

「一太郎やあい」という母の叫び

Microsoft Wordに負けじと、一太郎は頑張っている。その表や線の快適な操作性は一太郎の得意とするところで、熱烈な愛好者も多く存在する。今年は「一太郎2014徹(てつ)」が発売され、文書が職人技のように美しく表現できると評判である。...
源平

父清盛のはやる気持ち

大河ドラマの楽しみの一つに「紀行」がある。ラストのわずかな時間だが、美しい映像と音楽が旅心をくすぐる。平成24年2月12日に放映された『平清盛』紀行では、平忠盛ゆかりの忠海(ただのうみ)が採り上げられ、「耳無地蔵」が紹介された。今日はそのレ...
源平

乙女の像が訴えていること

今日は「乙女の像」である。もっとも有名なのは十和田湖のそれで、高村光太郎の傑作である。その次は、長崎平和公園の像で中国の胡耀邦総書記からの贈り物である。写真を見ると分かるが、長崎のほうが洗練された現代的な美しさがある。素材は上質な大理石で、...
安土桃山

中国大返し異聞

本能寺の変から中国大返しを経て山崎の戦いに至る過程は、日本史上もっとも人気のあるハイライトシーンである。3日の大河「軍師官兵衛」は関西地区で20%超えを達成したという。このドラマティックな展開の仕掛人は明智光秀である。真面目だが悲運なこの武...
神話

「うきは」の由来は盃?葉っぱ?

酒を目で呑むのが好きで、瓶のラベルを眺めたり酒器を愛でたりしながら陶酔している。食事の快楽における器(うつわ)の割合はどれくらいか。けっこう大きな割合になるのではないか。器は食べれないのにおいしいのである。うきは市浮羽町浮羽に「浮羽島御所阯...
安土桃山

地名「福岡」発祥の太宰府

本能寺の変から中国大返し、次回は清須会議と大河ドラマ「軍師官兵衛」がクライマックスに達している。それでも、関ヶ原の戦いの折にも官兵衛は九州で暴れまくるというのだから、まだまだ見所は多い。智将官兵衛の魅力が余すことなく描かれているようだが、今...