平安

将門夫妻、愛の物語

英雄の妻子は苦労する。大河ドラマ『軍師官兵衛』では、豊臣秀吉が亡くなり茶々と秀頼が残された。再び乱世になろうとしている。残された二人の無残な最期は今回の大河では描かれないが、再来年はそれがメインとなる予定だ。一代の英雄、アレクサンドロス大王...
平安

平将門の都構想

新幹線ができて50年になる。新幹線は東京に向けて地方の夢と希望を運んだが、地方に恩恵をもたらしたのだろうか。新幹線の駅のある自治体の4割超で人口減少が見られるのだそうだ。駅さえできれば都市は発達する。そんな非科学的な命題が信じられていた時代...
平安

平将門の父と前方後円墳

歴史上の人物には墓がいくつもある人がいる。実在の人物でありながらかなり伝説化している歌人、和泉式部はその典型例だ。われらがヒーロー平将門公もこれに類する。式部さんほど広くに分布することはないが、将門公が活躍した関東地方にはいくつかある。伝説...
平安

真説・平将門出生の地

到底、三人の叔父に横領された遺産の大には、及びもしないが、それでも、将門はひとまず、家運を挽回した。すんでの事に、建ち腐れともなる、父祖以来の、豊田の館を、もりかえした。叔父共の手からは、依然、一枚の田も返されてはいないが、奪られた家産田領...
平安

将門も祈願したパワースポット

神社には地域性がある。今日話題にするのは、下総一宮香取神宮を総本社とする香取神社である。茨城県の西部から埼玉県東部に多く分布している。グーグルマップで「香取神社」と検索するとよく分かる。香取神宮の御祭神、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)とい...
明治

五千年後に伝える長塚節

小説を読むのは得意ではないが、文学史をひもとくのは好きなほうだ。高校の国語便覧に近代文学史年表があって、掲載作品を順番に読破しようとしたことがある。二葉亭四迷『浮雲』、幸田露伴『五重塔』と頑張ったのだが、樋口一葉『たけくらべ』で挫折してしま...
鎌倉

逆賊将門の名誉回復

左遷された菅原道真は、死後20年を経て右大臣に復されるとともに正二位を追贈され、名誉が回復された。西南戦争で決起した西郷隆盛は朝敵となったが、12年後の大日本帝国憲法発布に伴って正三位を追贈され、汚名が雪がれた。では、逆賊とされた平将門の場...
戦国

豊田城の存在意義について

常総市の旧石下町に旨い酒「紬美人(つむぎびじん)」がある。冬に蔵元を訪ねたので「只今、醗酵中」というにごり活性生酒を買い求めた。酒と炭酸の絶妙なコラボ、醗酵とはこういうことか。寒い中、自転車でペダルを回したかいがあったというものだ。蔵元のお...
平安

「咲かず桔梗」伝説のからくり

先月7日に李香蘭こと山口淑子さんが亡くなった。といっても参議院議員時代の姿しか知らない。その山口さんが李香蘭だったころ、一時期、親しくしていたのが「東洋のマタ・ハリ」と呼ばれた川島芳子である。川島芳子は愛新覺羅顯玗(あいしんかくらけんし)と...
戦国

井戸から米があふれ出た

仏様にも様々な方がいらっしゃって、とても覚えきれるものでもないが、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩の三尊の御名はよく耳にする。性格の違いは不勉強で分からないのだが、有難さは漠然と感じている。この三尊を一同に祀ったお堂のレポートである。取手市米...