平安

天神信仰の関東進出

「日本三天神」は三つの神社にとどまらず、様々な組合せがあるから面白い。講談社+α文庫『雑学・日本なんでも三大ランキング』に掲載れているのは、北野天満宮、防府天満宮、太宰府天満宮である。朝日新聞出版『とっさの日本語便利帳』では、北野天神(北野...
平安

真説・平将門墓所

京の東市で晒された将門の首は「われに失われた四肢を与えよ、さらば一戦を試みん」と歯噛みしたという。そりゃそうだ。クビになっては何もできないのは勤め人ならよく分かる。我に適度な仕事と時間とカネを与えよ、さらば一戦を試みん。将門の首は3日目に胴...
幕末

日本茶輸出の先駆者

冷えた体には温かいお茶ほど有難いものはない。湯呑を冷えた手で包んで、ゆっくりといただく。心まで温もっていくようだ。茶の産地なら、牧之原、宇治、八女に行ったことがある。だが、お茶の史跡をレポートしたことはない。最近の記事は平将門ばかりなので、...
平安

Where have all the flowers gone?(平将門編)

平将門は祟りだとか怨霊だとか、はたまた心霊スポットだとか、ロクでもない語られ方をしているが、すべて間違っている。彼は民衆とともに坂東独立国家を築くという夢を追った。それゆえに、将門公と尊称を付して呼ばれる英雄なのである。坂東市岩井の総合文化...
平安

平将門史跡めぐり(坂東市岩井編)

そうかなと思って調べるとやはりそうだった。坂東市のマスコットキャラクターは「将門くん」である。平将門公生誕1111年を記念して2013年に誕生した。少々のび太に似ている。そのあまりにものんきな雰囲気に、生前の強者将門ならあきれかえるだろうし...
平安

父将門の菩提を弔った娘

ずいぶん昔に結城駅で降りて歩いて南に向かい、「水野忠邦の墓」を訪ねてから西へ向かい、古河駅から乗って帰ったことがある。思った以上に長い距離だったので、最後は足を引きずるという過酷な歴史探訪となった。古河駅へ向かう途中の道路の案内標識に「岩井...
平安

王城の鬼門を封じた不動尊

平安京には比叡山延暦寺、将軍の御膝元江戸には東叡山寛永寺とも日光東照宮とも、はたまた東京スカイツリーとも言われているのが、鬼門である。実はうちのブロック塀も北東隅をあえて欠いている。鬼門封じに他ならない。迷信といえばそうなのだが、無視できな...
戦国

下総戦国史を伝える古城址

渡辺綱といえば頼光四天王の一人として酒呑童子の退治などで活躍する猛者である。その子孫には伯太藩主渡辺氏、平戸藩主松浦氏などがある。今日紹介する渡辺氏も同族である。常総市古間木(ふるまぎ)の渡辺食品(株)前に「古間木城址」の石碑がある。史跡は...
戦後

御神木を売って建てた学校

NINBY(ニンビー)というのはNot In My Back Yardの略語で、「つくるのならうちの近く以外でお願いね」のような迷惑施設のことである。最近耳にしたのは、教育施設も迷惑施設の一つだという風聞だ。保育園では子どもたちの声が騒音呼...
平安

将門が建設しようとした理想郷

以前に「新しき村」をレポートしたことがある。武者小路実篤の理想郷である。権力や支配とは無縁に暮らし、生産に励んで天命のままに生きる。関八州を戦乱に巻き込み、不遜にも「新皇」を僭称した平将門も、実は農民の理想郷を建設しようとしていたのだ、とい...