戦前戦中

紫電改が発着した飛行場

『紫電改のマキ』という漫画がある。名機・紫電改でヒコーキ通学する女子高生が、制空権をライバル校から守る物語だ。『ガールズ&パンツァー』や『艦隊これくしょん』などのように、ミリタリーと萌えの要素の混ざったミリ萌え系の平和な作品である。悲惨な戦...
安土桃山

気の毒な若き関白の復権

歴史上、気の毒な人は数々いるが、豊臣秀次はとりわけ理不尽な目にあったように思う。昨年の大河『軍師官兵衛』では中尾明慶さんが演じていたが、見事な気の毒ぶりだった。単に気の毒な人と言い放つだけでは本当に気の毒なので、秀次を顕彰する場所を訪れ、レ...
戦前戦中

列車事故70年目の鎮魂

死者は数が問題ではない。あたりまえだが、ひとりの命は一つだけなのだ。だから「かけがえのない」という形容をよくする。かけがえのない命が失われると、その人にとって世界は無に帰してしまう。だから、死者が多ければ悲惨だとか少なければどうだとか関係な...
戦後

駅ナカを先取りしたモノレール駅

モノレールに乗ったのは東京モノレールくらいなものだ。初めて乗った時には、クネクネよく曲がるなとか、クルリンとひっくり返らないのかな、とか思ったものだ。ただ、モノレールといえば遊園地のイメージがあったが、大きなキャリーケースを持ったビジネスマ...
戦後

世界の中心は近江八幡にあり

メンソレータムとメンタームと名前が似ていて商品も似ている。どちらかが模倣品で「類似品にご注意ください」に該当するのかと思ったら、どちらも由緒正しい医薬品であった。メンソレータムはロート製薬、メンタームは近江兄弟社のブランドである。近江八幡市...
安土桃山

天国にいちばん近い学校

ソニー損保が今年の新成人を対象に実施したカーライフ意識調査によると、「欲しい車」第1位はトヨタのプリウスだった。最近の若者はエコなのか金持ちなのか。私も欲しいです。さて、「プリウス」の車名の由来は、「~に先駆けて」を意味するラテン語である。...
安土桃山

戦国の覇王は駅前に立つ

マーケティングリサーチの(株)ネオマーケティングは、昨年9月26日より29日にかけて、20~49歳の「上司がいる会社員」の男女600人を対象に、「上司」に関する調査を実施した。あなたが上司にしたい歴史上の人物を教えてください。この問いで織田...
戦後

天竜下ればしぶきに濡れる

天竜川には現在、2つの川下りが運航されている。「天竜舟下り」と「天龍ライン下り」である。どちらも長野県飯田市の天龍峡の人気の舟遊びである。かつて下流の静岡県側にも天竜下りがあった。平成23年8月17日に事故があり、平成24年3月31日をもっ...
安土桃山

石に書かれた経典

昨今のイスラム国やウクライナをめぐる世界情勢、深夜の少年殺害事件、農水大臣辞任に至った政治腐敗などのニュースを見聞きしていると、「世も末だ」とこぼす方も多かろう。そりゃそうだ。現在は末法の世なのである。しかも今に始まったことではない。永承七...
江戸前期

行政の不作為による犠牲

入会地の大切さが、どうも感覚としてつかめない。入会権の設定された土地は私の身近にないと思う。公有地である近くの公園は、自由に出入りできるので、よく利用させてもらっている。しかしながら、入会地で薪炭牧草などを採取出来るかどうかには、生活が懸か...