安土桃山

た伊賀ーくん、危機一髪!

何コレと思わせるタイトルにして、気を引こうとする魂胆である。読んでくださってありがとうございます。「た伊賀ーくん」というご当地キャラがいるらしい。変換ミスなのか。何と読むのか。どんな姿をしているのか。検索すると、トラが鎧を着て兜の代わりに城...
弥生以前

道端の宝石と青春

青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。倉田百三の名句に出会ったのは大学生の頃だった。当時は青春なんて永遠に続くものだと思っていたから、何とも思わなかったが、今なら分かる。あの時代は宝石だったのだと。そして気付いた。名句ではなく警句だった...
源平

涙にくれて道見えず(妹尾兼康の場合)

岡山の人なら誰もが知る「妹尾」は、全国的には難読の地名とされているそうだ。「せのお」と読む。「妹背(いもせ)」という古語は、妹と兄を意味しており、「いも」は妹、「せ」は兄である。「兄」である「せ」が、岡山では「妹」になっている。古典の『とり...
鎌倉

お茶を飲んで800年

お茶に金出すのかよ。その昔、ジュースやコーラと並んで自販機のお茶が置かれた頃には、そう突き放していたものだ。それが今じゃどうだ。自販機で買うのはもっぱら、お茶である。何リットルものお茶がこの夏もまた、私の体を潤してくれるだろう。岡山市北区吉...
飛鳥

斉明天皇陵異説

貴重なお宝はほとんど、博物館が持っていると思っていた。博物館の所蔵品は確かに文化財級だが、お宝のすべてではないことが分かったのは、『開運!なんでも鑑定団』を見てからだ。安く売られていたとか借金のかたにもらったとか、何でもないようなものに数百...
室町

私家版・雪舟伝

数年おきに法事で総社市の親戚とお会いするのだが、お供えに持ってこられるお菓子は、きまって平川雪舟庵の「雪舟もなか」である。ねずみの形をしていて美味、うれしくなること請け合いの銘菓である。修行中の雪舟が涙でねずみの絵を描いたエピソードはけっこ...
幕末

一年に一度は備蓄の確認

今月3日の報道によると、東京都は11月19日を「備蓄の日」と決めたそうだ。来たるべき首都直下地震への備えは万全を期しておきたいものだ。やがて来るとはいえ、いつ来るか分からないのだから、今すぐにでも準備しておいた方がよいだろう。それにしても、...
江戸後期

地元に愛された伝説の横綱

モンゴル帝国は日本に攻め込んだが神風か何かに撃退された。しかし今やモンゴル勢は我が国の相撲界を支配している。この前の五月場所では関脇の照ノ富士が優勝し、大関昇進を決めた。「照ノ富士」の四股名は38代横綱照国と63代横綱旭富士にちなむものとい...
平安

晴れた日は巨大滝を見に

夏は滝。梅雨明けにはさらなり。水量が多くなって、豪快な流れを見ることができる。以前に徳島県神山町の雨乞の滝をレポートした。この時の滝見物は、雨乞いをしていないのに雨が降って大変だった。今日紹介する滝は雨が降っていないのに濡れてしまう。水しぶ...
安土桃山

麒麟(きりん)と呼ばれた武者

昨年の大河ドラマ『軍師官兵衛』第14話で、別所哲也演じる山中鹿介(やまなかしかのすけ)が、「我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈る有名なシーンを見ることができた。このシーンが有名なのは、昭和12年発行の第四期国定教科書『小学国語読本 巻九...