戦後

和歌山城は南海の鎮(しずめ)

かえすがえすも残念に思うのは、天守閣が空襲で焼け落ちたことである。戦争前には往時のままの天守閣が20あった。そのうち空襲で7つを失い、戦後に失火で1つをなくし、今は12城に残る。和歌山城が落城したのは、昭和20年7月9日深夜から翌日未明にか...
江戸前期

将軍吉宗と加藤清正との間

『真田丸』が好調なので、和歌山県では真田父子隠棲の地、九度山町が観光ブームに沸いている。しかし忘れてはならないのは、今年が徳川吉宗将軍就任から300年になるということだ。和歌山市では記念イベントやオリジナル切手の作成、さらにはLINEスタン...
江戸前期

原見坂美女幽霊奇談

ほんのたまに、夢か現実か分からなくなることがある。だが、夢のような幸せが現実だったためしがない。先日も気分が高揚したところで、いきなり暗転したかと思うと、ひとり寝ている自分に気付いて、ずいぶん落胆したところだ。狐に化かされた話を子どもの頃に...
江戸中期

馬を輸入した暴れん坊将軍

今月21日に行われた中央競馬で、5レースの1着馬を全て当てるWIN5(5重勝単勝式)の払戻金が、史上最高額の4億2012万7890円となったようだ。的中者は、たったの一人。「人間万事塞翁が馬」のとおり、人生は予測がつかない。ギャンブルの話を...
江戸中期

暴れん坊将軍の母とその母

内野聖陽の演じる家康も秀逸だ。おっちょこちょいでありしたたかであり、人間的な魅力がある。家康の実像、さもありなんと思わせる好演である。その家康の母方の祖母は『真田丸』に登場しないが、このブログでは紹介したことがある。今日は暴れん坊将軍吉宗公...
江戸前期

桃山時代の面影を追って

今月7日に放映された『真田丸』で秀吉が死んだ。老いさらばえて「秀頼のことを頼む」とばかり繰り返し、転がった呼び出し用の鈴に手を伸ばしつつ、最期を迎えた。三谷幸喜の脚本と小日向文世の迫真の演技で、実際もそうだったのだろうと思わせるドラマになっ...
鎌倉

手で磨かれた石仏

北海高校が敗れ、北海道の短い夏が終わった。試合が終わって外出すると、蝉の声さえしない。どうやら岡山も、夏が去りゆくらしい。草むらでは、コオロギが鳴いていた。ただ、焼けつく陽射しだけが夏の存在証明である。今日は、秋の散策におススメの、庶民に親...
飛鳥

ツバキの水質浄化作用

先般の東京都知事選挙では、古い体質の自民党東京都議団を抵抗勢力に見立て、「東京大改革を一緒に始めてほしい」と訴えた小池候補が勝利した。守旧派に比べて改革派が強いのは、今も昔も変わらない。今回はずっとさかのぼって聖徳太子の時代にタイムトラベル...
安土桃山

左近くんの城跡探訪

いったんは7点差、9回も2アウトまで追い込みながら、逆転サヨナラで敗れ去った八戸学院光星。エース桜井をして「全員が敵なのか」と言わしめた激闘であった。勝負の厳しさとはこういうことなのだ。いっぽう『真田丸』では、山本耕史の石田三成が家康との対...
弥生以前

祝・新祝日「山の日」!

本日は「山の日」。今年から施行された新しい祝日である。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」のが趣旨だが、8月11日にゆかりの出来事があったわけではない。お盆休みを長くしようという極めて現実的な意図もあったようだ。今回は「山の日」実施...