戦国

室町の賢い女性政治家

女性が主人公の大河ドラマは視聴率がとれないというジンクスがあるそうだ。『直虎』も少々心配ではあるが、我が家の一部の者は欠かさず見ている。後世、大老を輩出する井伊家も、先行き不透明な戦国の世にあって必死で生きる道を模索している。それは現代人と...
大正

人は「話せばわかる」のだから

話が通じない人は世の中に少なからずいるのが現実だが、政治や教育においては「話せばわかる」が基本原則でなくてはならない。言論の府が国会であり、言語能力を学校で身に付ける。国会でも学校でも、暴力は徹底的に排除しなくてはならない。人は「話せばわか...
安土桃山

清和源氏、嫡流の行方

例えがよくないが、ドコモがauとソフトバンクの草刈り場だったように、備前児島は織田勢と毛利勢、そして四国の三好勢の草刈り場だった。戦国時代がビジネスマンに人気になのは、販路拡大に奔走する自らを戦国武将と重ね合わせているからだろう。本日は、戦...
江戸前期

小早川秀秋の再評価

裏切り者として名高いのは、西洋なら「ブルータス、お前もか」であり、我が国なら関ケ原の小早川秀秋であろう。西軍の秀秋は戦いが始まっても、なかなか動こうとしなかった。これにしびれを切らした家康に促されて寝返り、西軍敗北の原因をつくったのである。...
江戸前期

八百屋お七の恋人

私が子どもの頃、一つ下の学年だけはクラス数が一つ少なかった。親が「ヒノエウマだからね」と言うから、そんなものかと思っていたが、今考えると、そこまで信じてたの?という思いがする。放火して火あぶりになった悲劇のヒロイン八百屋お七がヒノエウマ生ま...
明治

維新最初の国際問題

思えば不思議なのは、攘夷を主張する志士が樹立した明治新政府が、開国和親へとコペルニクス的に外交方針を転換したことだ。私たちの知る民主党の基地政策のように、政権に就いたら変節するということか。開国和親なら、幕府の井伊大老が信念を持って取り組ん...
江戸前期

孝行息子は大名に勝る

就職面接で「尊敬する人物は?」と訊かれると、かつては坂本龍馬だとか織田信長、聖徳太子と歴史上の偉人を挙げることが多かったが、最近は「親です」と答える若者が多いそうだ。たしかに、信長が新時代を切り開いたことは偉い。聖徳太子が一度に十人の話を聞...
戦後

永世中立の道を進むべし

「曲学阿世(きょくがくあせい)の徒」は、我が国の戦後史に残る名失言である。発言したのは大宰相として知られる吉田茂。昭和25年5月3日、東京大学の南原繁総長のことを「曲学阿世の徒」、つまり、真理を曲げて世間におもねる学者だと非難したのである。...
江戸前期

暴君か名君か、先駆者か

吉良上野介は悪役の代表格だが、地元吉良(西尾市)では名君として親しまれている。逆に赤穂義士は、吉良の人々にとって「義士」であるわけがなく、『忠臣蔵』を見る人はほとんどいないとか。ところ変われば人の評価も変わる。島原の乱の要因となる苛烈なキリ...
江戸前期

日本最古の民家

建物には法定耐用年数というのがあり、住宅では木造で22年、RC造やSRC造で47年である。じゃ1300年以上の法隆寺はどうなるの? 建材としては、鉄のほうが余程強いように見えるが、木の強度はかなりのものだそうだ。今日は日本最古の住宅のお話で...