江戸前期

校門で襟を正して学び舎へ

デキる感じの若者との会話で、話題が卒論のことになった。「テーマ、何?」「石田梅岩(いしだばいがん)です。」「ん!なんか習った気がする…あの、心学の…」「はい、石門心学(せきもんしんがく)とも言います。」「ほー、ほー、すげー、すげー!」感嘆は...
江戸中期

オランダ伝来の飛行船!?

初めて飛行機に乗ったのは大人になってからだが、地上を離れた瞬間の感動は今も忘れていない。人には本能的に空への憧れがあると思う。この大空に翼を広げ翔んでゆきたいのだ。日本航空史という分野があるか知らないが、その歴史は、天明五年(1785年)の...
大正

廃墟とコンテンポラリー・アート

「セトゲー」というから「モバゲー」の一種かと思ったら、ちがっていた。瀬戸内は変化に富む多島美で知られているが、コンテンポラリー・アートが施されることで、美観はいっそう高まった。さらに、その作品を船を使って巡礼するという楽しみがあるのも魅力だ...
鎌倉

天皇と播磨の娘の物語

歴史用語であった「上皇」が現代に復活する。「上皇后」という呼称もできる。秋篠宮さまは「皇嗣殿下」と呼ばれる。有識者会議で皇室の在り方の方向性が固まったようだ。誠に喜ばしいことである。しかし、肝心の皇位継承問題は棚上げされたままで、何ら議論は...
幕末

オマチストに捧ぐオマージュ

嘉美心(浅口市寄島町)の蔵祭りが9日(日)にあった。この蔵は毎回工夫した企画で大勢の人をもてなす。この日は、初めて披露された酒があった。ならばと、さっそく試飲。美味し!「雄町 純米吟醸」である。雄町米を原料とした酒をこよなく愛するオマチスト...
明治

明治国家の創業者の死

同じ暗殺されても、坂本龍馬は大人気だが、大久保利通はそうでもない。龍馬は「日本の夜明けぜよ」と語り、西郷どんは「敬天愛人」を座右の銘とした。なんと人間味あふれるリーダーであることか。これに対し、大久保には官僚的で冷徹なイメージが付きまとう。...
江戸前期

「ひるね姫」地元の城跡

「熱狂!アニメ経済圏」を特集した『週刊東洋経済』4月1日号が面白かった。今や2兆円という空前の市場規模となったアニメは、単にテレビや映画を視聴するだけの消費にとどまらない。DVD-BOXやキャラグッズの販売、販促キャンペーンとのタイアップか...
安土桃山

戦国時代の国防女子

戦国の姫君は、政略結婚で人生が翻弄されるとか、家を守って夫や子を盛り立てるなど、娘、妻、母というイメージで、大河ドラマに登場してきた。「まつりごと」と「いくさ」は男たちの役目だから、女性がリーダシップを発揮する機会がなかった。そもそも当時の...
平安

白鹿を献上したら税金免除

「白鹿」というと灘の美味い酒だが、むかしむかし、本物の白い鹿が朝廷に献上されたことがある。天皇はたいそうお喜びになり、良いことが起こる前兆だとして元号を改めたという。「平成」は30年までで、2019年元日から新元号となるらしい。これは皇位継...
江戸前期

都心に名を残すオランダ人

初めて東京駅に降り立った時のこと。駅を出たが、あの有名な煉瓦造りの建物が見つからない。おかしいと思ったら八重洲口だった。次に驚いたのは、八重洲ブックセンターに行った時である。こんなデカい本屋見たことないゾと思ったその時から、「八重洲」は本屋...