明治

祝・神戸開港150年!

世界に開かれた神戸港で大変なことが起きている。刺されるとやけどのような激痛が走り、ひどい場合には死に至るという強毒性の「ヒアリ」が日本に初上陸したというのだ。先月20日に陸揚げされた中国からのコンテナに入っていたらしい。今のところ女王アリや...
安土桃山

祝・ユスト高山右近列福!

今年2月7日に高山右近を「福者」とする列福式が大阪城ホールで行われた。教皇代理として教皇庁列聖省長官アンジェロ・アマート枢機卿が来日し、右近の列福を宣言する教皇フランシスコの書簡を読み上げた。福者とは聖人に次ぐ崇敬の対象で、これまで日本で聖...
戦後

日本の直接民主制

直接民主制があるのはスイスだけかと思ったら、日本でも実現するかも、というニュースである。今月12日、高知県土佐郡大川村の和田村長が、議会に代わって有権者全員で構成する「町村総会」について調査・研究を進める考えを表明した。この町村総会、日本初...
幕末

桃花水暖かにして軽舟を送る

「酒を愛すること妻の如く、酒を惜しむこと銭の如し」と謳ったのは頼山陽先生である。先生の才能と酒のコラボレーションが、あのようなドラマチックな世界を生み出した。詩を作り酒を飲むことを表す「詩酒(ししゅ)」という熟語がある。まさに詩酒を山陽先生...
南北朝

日本最古の在銘石鳥居

「さすがご隠居、無駄に鳥居の数をくぐっちゃいないねエ」八っつぁんがご隠居の知恵に感心している。人の情けや人生の機微を知る人には学ぶことが多い。この場合、鳥居をくぐるのは歳を重ねることを意味している。ところで、人が鳥居をくぐるようになったのは...
安土桃山

荒木村重という一つの生き方

大河ドラマ『軍師官兵衛』では、田中哲司が荒木村重を、武将としての迫力を見せながら、心の内側にあるものも上手く演じていた。その村重は、伊丹市で「街づくりの先駆者」と評価されている。ここ摂津伊丹に有岡城を築き、城下町を整備したからだ。伊丹市伊丹...
江戸中期

俳諧を芸術にした男

俳句は世界一短い詩だと言われる。たった17文字で描かれる情景と、そこに込められた宇宙観。誰にでもできそうに思えて、なかなか秀句は作れない。奥の深い芸術なのである。本日は「東の芭蕉、西の鬼貫」と、あの松尾芭蕉と並び称された俳人、上島鬼貫(うえ...
南北朝

忠臣は孝子の門より出づ

日本史上、最強なのは藤原氏一族だと思う。飛鳥時代の藤原鎌足から昭和の近衛文麿に至るまで、高官を独占していた。政治史においてはそうかもしれないが、精神史においてはどうだろうか。いかに後世に影響を与えたかという指標で評価すれば、楠木正成をはじめ...
安土桃山

10mの人喰いハンザキ

山椒魚といえば井伏鱒二だ。「コロップの栓」のようにつかえて出れないサンショウウオの話である。この話が荒唐無稽に思えないのは、狭い世間で小さなバトルを繰り返している私たちに向けた寓話だからだろう。サンショウウオには気の毒だが、あのごつごつとし...
明治

6km走った手作り自動車

平成28年度の自動車国内生産は、936万0278台だったそうだ。平成2年には1,349万台だったが、その後は海外生産が伸びたため、そんな数字を聞くことはなくなった。それでも、我が国の経済界において自動車は基幹産業の地位を占めており、今年の春...