明治

日本最古のオリーブ樹

小豆島のオリーブ園で、ハートの形をしたオリーブの葉を見つけると幸せになれると聞いたから、家族総出で探したことがある。成果はやっと見つけた一枚のみ。記念に栞にしてもらった。オリーブは、ご存知だろうが、日本の在来種ではない。いったい、いつ誰が伝...
源平

頼朝の支えとなった血の絆

九郎判官(くろうほうがん)とは、源義経のことである。義経は義朝の九男であった。義朝の長男は義平、平治の乱で敗れた後に処刑。次男は朝長、平治の乱に敗れた後に自害(あるいは父により刺殺)。三男は頼朝、鎌倉幕府を開く。四男は義門、平治の乱後に戦死...
南北朝

土地の名付け親は南朝落武者

チキンラーメンを開発した日清食品の安藤百福(ももふく)は、亡くなった平成19年に「正四位」に叙された。元東京都知事の青島幸男、映画監督の市川崑、俳優の大滝秀治も正四位である。三位、四位、五位など、運動会じゃあるまいし、個人(しかも故人)の序...
戦国

それがしに守らしめたまへ

平成十五年(2003)は江戸開府四百年、同二十二年(2010)は名古屋開府四百年であった。江戸は幕府が開かれて400年、名古屋は清州越しと名古屋築城から400年となったのだ。安土桃山から江戸初期にかけては、築城あるいは城下町建設ラッシュだっ...
神話

ウがコイを呑み込んだ場所

岡山といえば桃太郎だ。ふつうの昔話では、桃太郎が退治する鬼に名前がないが、岡山には「温羅(うら)」という名の鬼がいる。県のマスコット「ももっち」の相棒は「うらっち」であり、「おかやま桃太郎まつり」のメイン行事の一つに「うらじゃ」がある。なら...
明治

日本最古の鋼製水管橋

岡山の京橋がロケ地として人気だそうだ。両側に石畳の歩道、真ん中には路面電車とレトロ感があって絵になるらしい。前にも広瀬すずと生田斗真が来て大騒ぎになったことがある。今秋公開の『先生!』の撮影とのことだ。現在の京橋は大正六年の架橋で、鋼管橋脚...
江戸前期

おかやま山陽ゆかりの史跡

湧き立つ雲、あふれる光、いよいよ甲子園の夏がやってきた。二度の決勝を戦い抜いたおかやま山陽高校の健闘を祈る。持ち前の粘り強さを発揮し、全国的な知名度を上げてほしい。春夏通じて初出場の私立学校。この学校の沿革、そして地域の歴史をひもとくと、興...
安土桃山

ポスト元親になれなかった次男坊

安倍後は安倍、なのか岸田なのか石破なのか、いや聖子ちゃんかもしれない。内閣改造を経て支持率が少々回復しているが、安倍さん自身への信頼度が低下しているので、超長期政権はもはや困難とみる向きもある。自民党の後継争いはすでに水面下で始まっているよ...
戦後

米のなる木の根を肥やす

カミナリは怖いものの代表格として知られているが、稲の生育に役立っているという。植物が大きくなるのに「窒素リン酸カリ(N-P-K)」は欠かせない。このうち、空気中の窒素は、雷の放電によって窒素酸化物となり、雨水に溶けて肥料となる。代表的な化学...
南北朝

名を重んずる者をこそ人とは申せ

幕府の創業者三人は、いずれも決戦場所から一旦は遠ざかり、求心力を高めて引き返し、戦いに勝利した。頼朝は房総半島に敗走した後に富士川の戦いに勝利した。家康は上杉討伐に向かう途中に引き返して関ヶ原の戦いに勝利した。では、足利尊氏はどうだろうか。...