飛鳥 我が国の原風景の誕生 為政者の多くは、権力の大きさを示す象徴的な事物を有している。安倍政権の場合は桜を見る会で、その招待者数の多さがそのまま権力の大きさであった。菅次期政権の場合は、すべての批判をかわす一言「その指摘は当たらない」ではないだろうか。いくら「おかし... 2020.09.11 飛鳥
飛鳥 山陰に花咲く白鳳文化 よく通っていた道沿いに、更地を突然発見することがある。あれ、何があったっけ。見ているはずなのに思い出せない。現代人でさえこうなのだから、古代の建造物に謎が多いのも当然だろう。本日紹介する寺院跡は地域随一の規模を誇るが、現役時代の名称は長らく... 2020.08.09 飛鳥
飛鳥 投げ入れられた奇跡のお堂 不思議でしかたない。投入堂はなぜ落ちないのか。台風に飛ばされるとか、地震で崩れるとか、ありそうで、ない。しかも、あのような崖でどのように建築作業をしたのか。危険を通り越して不可能だろう。だから、こう考えた。投げ入れたに違いないと。鳥取県東伯... 2020.07.21 飛鳥
飛鳥 勉強する12歳の太子くん 令和3年は少し先だが新たなオリンピックイヤーであり、聖徳太子1400年御遠忌の年だそうだ。太子は推古天皇三十年(622)に亡くなったが、母と妃も相次いで没しているから死因は流行り病、天然痘だといわれている。現在発令中のコロナの緊急事態宣言は... 2020.04.28 飛鳥
飛鳥 中臣鎌足のお墓をめぐって ブログ開設以来の総アクセス数が51万を突破しました。これもひとえにみなさまのおかげと心より感謝申し上げます。今後とも史跡巡りの一助となる有益な情報を提供してまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。中臣鎌足といえば中大兄皇子の親友で、... 2020.01.13 飛鳥
飛鳥 道行く人を魅せた古代寺院 中国地方の道の駅人気ランキング1位に輝いたことがあるという「久米の里」が国道181号にある。多くの方が映え写真としてガンダムのモビルスーツを写しているが、私ひとりが金属製の五重塔に注目している。なぜここにあるのか。モニュメントには必ず存在理... 2019.10.02 飛鳥
飛鳥 マンホールに描かれた廃寺 下を向いて歩こう。個性的なマンホールの蓋を見つけようと、うなだれた姿で歩く「マンホーラー」が急増している。カメラを真下に向けて撮影する「蓋女」はあたりを気にしている。道路上での撮影は交通安全が必須だ。デザイン性の高い蓋をとおして、お上の下水... 2019.08.20 飛鳥
飛鳥 決着した歴史の大論争 日本史上最大の謎は「邪馬台国論争」であろう。今年、纏向遺跡で出土した大量の桃の種が、卑弥呼の時代のものと明らかになったことで、邪馬台国畿内説が一段と有力になったと言われている。かつての大論争に「神籠石(こうごいし)論争」があった。明治30年... 2018.12.11 飛鳥
飛鳥 瀬戸内絶対国防圏 ローマ帝国の人々は、地中海を「我らが海 Mare Nostrum マーレ ノストラム」と呼んだ。我が国では、瀬戸内海を「おやじの海」と呼んでいる。あの大ヒット演歌は、香川県の直島が発祥の地だそうだ。作者にとって「おやじの海」とは、うちの親父... 2018.10.14 飛鳥
飛鳥 「ひろしまの明日香村」本郷 「日本のエーゲ海」とか「西の軽井沢」とか、有名観光地のイメージを借りて宣伝するキャッチフレーズがある。このブログでも「東洋のマチュピチュ」を紹介したことがある。そう言われると確かに、それらしく見えてくる。今日は「ひろしまの明日香村」を訪ねて... 2018.09.04 飛鳥