特集 弔・北条早雲没後500年(その4) 北条早雲を主人公とする漫画、ゆうきまさみ「新九郎、奔(はし)る!」が「月刊!スピリッツ』(小学館)に連載中だ。正義感が強く行動力のある新九郎が、理不尽なことの多い乱世に立ち向かっている。史実を丁寧に描きながら現代的なギャグもちりばめ、けっこ... 2019.11.04 特集
特集 弔・北条早雲没後500年(その3) フランスのルーブル美術館で現在、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年を記念した特別展が開かれている。ダ・ヴィンチは1519年にフランスのロワール渓谷で亡くなった。この特別展に関して、イタリアのサルビーニ副首相は「ダ・ヴィンチはイタリア人で... 2019.11.02 特集
特集 弔・北条早雲没後500年(その2) 北条早雲は永正十六年(1519)八月十五日に伊豆韮山城で亡くなった。したがって、今年は没後五百年の記念の年である。小田原市は「北条早雲公顕彰五百年事業実行委員会」を設立し、小田原開府五百年の昨年から今年にかけて様々なイベントが催されている。... 2019.11.01 特集
特集 弔・北条早雲没後500年(その1) 北条早雲と斎藤道三は下剋上の典型的な戦国大名として知られているが、大河ドラマに何度も登場するのは道三で、早雲が出てくることはない。ずっと昔の『国盗り物語』は道三が主役で平幹二朗が演じており、来年の明智光秀が主役の『麒麟が来る』では本木雅弘が... 2019.10.29 特集
特集 安徳天皇御陵墓(因幡岡益編) 古代の石造物には、ときどき意味不明なものがある。飛鳥の石造物はその代表例で、20個ほどある奇妙な物体は散策スポットになっている。よく分からないことはすべて宇宙人のせいにしたり、オーパーツだと珍しがったりすることがあるが、本日紹介するのは宮内... 2019.08.13 特集
特集 安徳天皇御陵墓(因幡姫路編) 歴代天皇の皆がみな、幸せな人生をまっとうできたわけではない。四条天皇は不慮の事故、崇峻天皇と淳仁天皇は殺害、弘文天皇は自害、安徳天皇は無理心中である。このうち特に気の毒で同情を誘うのが、八歳で亡くなった安徳帝だろう。満年齢では6歳4か月。「... 2019.08.12 特集
特集 弔・戊辰戦争150年(東日本編) 戦跡を保存するのは、戦争をロマン主義的な悲劇として見るのではなく、死と隣り合わせのリアリティを感じてもらいたいからである。太平洋戦争は戦後73年を経たとはいえ、その悲惨さは各地に残る戦跡で知ることができる。このブログでも「機銃掃射による弾痕... 2018.09.30 特集
特集 弔・戊辰戦争150年(西日本編) 鳥羽・伏見の戦いでは、新政府軍が旧幕府軍を破り、明治維新の幕開けを告げた。だが、同時期に海上で旧幕府軍が勝利したことは、あまり知られていない。近代的な装備の新政府軍、旧態依然の旧幕府軍。そんな単純な理解ではいけない。薩長も幕府も蒸気機関を備... 2018.09.27 特集
特集 正平南海地震の記憶を訪ねて(旧由岐町・下) 地震は、地球ができて以来頻発しているはずだが、文字記録に残るのはいつからだろうか。我が国最古の地震は、『日本書紀』巻第十三の允恭天皇5年7月14日条「五年秋七月丙子朔己丑、地(なゐ)震(ふ)る。」と記されている。被害はどうなのか。允恭天皇は... 2018.09.25 特集
特集 安政南海地震の記憶を訪ねて(旧由岐町・中) 内憂外患とか踏んだり蹴ったりとか、大変なことが相次ぐことがある。昭和南海地震もそうだった。昭和18年の鳥取地震、19年の東南海地震、20年の三河地震、そして21年の南海地震と続いた。戦中戦後の大混乱の時代に、である。安政南海地震も似たような... 2018.09.23 特集