戦前戦中 木からコンクリートへ 「コンクリートから人へ」かつて、政権交代の熱狂の渦中でよく聞いたキャッチフレーズだ。コンクリートが悪し様に言われていたが、耐久性、耐震性、気密性、断熱性、耐火性、遮音性と優れた面はいくらでもある。ところが、電柱の世界では、地球に優しい木製が... 2016.11.19 戦前戦中
戦前戦中 賞に名を残すレジェンド 先月24日、今年の沢村賞に広島のジョンソンが選出された。プロ野球投手最高の栄誉である。一時は「該当なし」の観測もあったが、15勝で防御率2・15とリーグ優勝に貢献したことが評価された。戦前の名投手・沢村栄治を思わせる先発完投型の投手に授与さ... 2016.11.11 戦前戦中
戦前戦中 神都のモダニズム建築 当然入ったことはないが宇治山田駅には貴賓室があるという。今年6月30日、参院選挙の演説をするため近鉄で伊勢入りした安倍首相は、この貴賓室で鳥羽市内の旅館おかみらに面会した。もちろん伊勢神宮に参拝の天皇陛下もご利用になるそうだ。伊勢市岩渕二丁... 2016.11.06 戦前戦中
戦前戦中 温泉津港にゃ錨はいらぬ 「カラスの勝手でしょ」は志村けんのギャグで、本当の歌詞は「からすはやまに」である。意外に答えられないのは「この歌のタイトルは?」。諸賢には改めて教示するまでもなかろうが、「七つの子」である。「七つの子」は「日本の歌百選」の一つで、日本を代表... 2016.07.03 戦前戦中
戦前戦中 祝・井山七冠「永世本因坊」! 7冠を誇る井山裕太本因坊が昨日、5連覇を達成し、「永世本因坊」の資格を獲得した。囲碁は分からないが、向かうところ敵なしの状況で、とにかく凄いと思う。このような不世出の天才に、最高の名誉称号が授けられるというのだ。心から祝福したい。豊島区巣鴨... 2016.07.01 戦前戦中
戦前戦中 飲酒年齢を25歳に! 酒の嗜みが分かるには、ある程度に歳を重ねる必要がある。若いうちは酔って訳が分からなくなることに面白さを感じるが、この歳になると酔うことで頭脳が明晰にさえなってくる。酒には覚醒作用があるらしい。だが、酒には中毒性があるのも事実で、依存症とまで... 2016.05.10 戦前戦中
戦前戦中 帝国海軍が残した建物と料理 今はないエリー卜校に、海軍兵学校と海軍機関学校がある。志願できるのは15歳以上19歳未満の者で、学歴は不問だった。ただし、旧制中学4年1学期修了程度の学力を必要とする学術試験が課せられていた。倍率はたいへん高く、20倍を超えることもあったよ... 2016.01.24 戦前戦中
戦前戦中 アヴァンギャルドな一行詩 国語の授業で「せきをしてもひとり」(尾崎放哉)を習った時の衝撃は大きかった。こんな短い文学があったのか。その後しばらく、 ナントカしても一人、と言いたい放題のパロディがクラスでブームになった。堺市堺区櫛屋町西1丁のザビエル公園に「安西冬衛(... 2015.11.27 戦前戦中
戦前戦中 南蛮船の行き交へば 南蛮は元来、差別語である。「蛮」の一字に、相手を蔑む意が凝縮されている。差別的な意味合いの対極に、「チキン南蛮」がある。私はこれが大好きで、宮崎で飲んだ時には、極上のつまみとなった。その美味さは、チキンというよりも手作りのタルタルソースにあ... 2015.11.23 戦前戦中
戦前戦中 幻の東京オリンピック 「生カキ」とか「森喜朗古墳」とか、完膚なきまでにこきおろされていた新国立競技場の計画が白紙撤回となった。今日、安倍首相が決断した。久々の見事な政治判断である。同様な決断を辺野古問題でもしてほしいのだが、話題がそれるのでこれ以上言わない。新競... 2015.07.17 戦前戦中