安土桃山

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戦国を生き延びた宇喜多家臣

備後発祥のハローズは、24時間営業の大規模なスーパーマーケットを中四国に展開している。そのライバル、讃岐発祥のマルナカは、巨大スーパーイオンの系列化に入ることで販売力を強化するとともに、「ナカマカナ」のPRソングでも消費者の気持ちをつかんで...
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官兵衛が受け取りにきた城

大河「軍師官兵衛」で明智光秀を春風亭小朝が演じた。今やっている「麒麟がくる」の長谷川博己とはまったく異なるイメージだが、小朝は小朝で追い詰められていくようすを上手く演じていた。その「軍師官兵衛」で本能寺の変を知った官兵衛は、「殿のご運が開け...
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四本目の矢で守った備中の城

山城はふつうの山にしか見えないが、頂部には必ず削平地がある。小規模な砦であれば、木が茂って山容を捉えにくい。ところが、本日紹介する激しい争奪戦が行われた戦国末期の山城の削平地は、遠目にも平らで公園のように広いのである。好天に恵まれたこの日、...
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最後まで抵抗した毛利の山城

長いあいだ山城の魅力が分からなかった。天守閣がない、石垣がない、何があるのか分からない、理由はこれだけではない。山にしか見えない、登るのがめんどう。しかもアクセスが容易でない。それでも、と思い登って初めて分かった山城の魅力と存在意義について...
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国人領主、原田氏の盛衰

楽天が「送料無料」とすると言い出して物議をかもしている。そりゃそうだ。親切で運んでいるわけじゃないんだから、送料は無料ではない。ならば、と「送料込み」だと言い換えた。アマゾンに対抗して消費者の気持ちをつかもうとしているのだろうが、迷惑なのは...
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急ぎだから、落ち着け!

大相撲11月九州場所で新入幕を果たした「若隆景」は、いきなりの4連勝だったがケガのため5日目から休場した。兄が二人いて「若隆元」「若元春」というそうだ。なんと毛利三兄弟が力士として現代に蘇ったのである。兄はまだ幕下、十両であり、新入幕は若隆...
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すべての人に大いなる慈悲を

ブログ開設以来の一日の平均アクセス数が120を突破しました。ご覧いただいている皆様に感謝し、ここにいっそうの精進を誓います。今後ともよろしくお願いいたします。「この場所は、わたしたち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れと...
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眺めの美しすぎる山城

歴史好きの女性「歴女」が新語・流行語大賞のトップテン入りしたのは平成21年。この年の大賞は「政権交代」で鳩山由紀夫首相が受賞した。「事業仕分け」や「脱官僚」など、新しい政治への期待に満ちた言葉が流行した。が今となっては、あれは何だったんだ、...
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鼻塚で考えたこと

耳塚は日朝関係史において最大の悲劇であった。特に朝鮮半島の人々にとっては、耳や鼻をそぎ落とすという残虐性が、強い印象として記憶されることとなった。現代でも日韓関係が悪化すると、韓国では耳塚が話題となり、「強い国であらねば」と抗日感情が高まる...
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キリシタンの城下町

「以後よく伝わるキリスト教」の語呂合わせのとおり、ザビエル以来キリスト教は宣教師の布教や領主の支援でよく広まり、我が国各地にキリシタンの町が存在していた。本日は、キリシタン大名のうち最も信仰心の強かった高山右近の城下町を訪ねよう。明石市新明...